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大河ドラマ『光る君へ』関連マガジン

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大河ドラマ『光る君へ』に関連する記事をすべて収めてあります。毎週放映後の感想や参考本、また紫式部に関わる地への旅行記も更新します。
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2024年2月の記事一覧

■大河ドラマ『光る君へ』第7話を深掘りしたい人のための参考本

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』、びわ湖大津に続き、越前の大河ドラマ館も無事にオープンしました。Twitterなどを見ていると、初日から大盛況だったようですね。みなさまのドラマへの期待度や熱中度の上がり具合が表れているようで、思わずつられてワクワクしちゃいます。 私も近いうちに越前の大河ドラマ館へ行く予定です。ちなみに、すでにびわ湖大津の大河ドラマ館へは行っていて、そのときのお話がこちらです。 ■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅②―大河ドラマ館へ行ってきました こ

■大河ドラマ『光る君へ』第7話「おかしきことこそ」感想―緊縛する愛情とド直球な本音を炸裂させるイケメン

さて、大河ドラマ『光る君へ』第7話です。今回は忯子の死に絶望する花山天皇から始まりました(涙) その後、絶望のあまり、ぐんにゃり軟体動物化した花山天皇がお持ちになっていたのは、あの緊縛な赤い布でした。即位後の添伏での緊縛プレイで使われたあの布です。 初めてあの緊縛を見たときには、思わず「やはり花山天皇だから…?」と気持ちがざわざわしちゃいましたが。でも、やはりそれは花山の忯子への(ちょっぴり過剰な)愛情表現だったようで… 衝撃的な場面であったからこそ、あの赤い布は、見て

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■大河ドラマ『光る君へ』第6話を深掘りしたい人のための参考本

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』第6話も波瀾万丈でしたね! ききょう(のちの清少納言)さんはめっちゃ私たちのききょうさんなご様子で登場されるし、公任さまは脱いだらすごいし、花山天皇はまっぱで駆け抜けていくし(をい)。 そんなこんなで、主人公2人にまったく興味を示さない第6話の感想はコチラです。主に、道隆さまと公任さまに萌え散らかしています。 また、ききょうさん演じるファーストサマーウイカさんご登壇の、スペシャルトークショーの様子はこちらの記事にまとめました。 さて

■平安貴族たちの心の軸にあるものは―ビギナーズ・クラシックス『白楽天』

大河ドラマ『光る君へ』第6話では、藤原道隆さまのもとで「漢詩の会」が催されました。 そのとき参加した若き上級貴族(通称F4)のうち、お三方は白楽天の詩を提出し、藤原公任さまだけは白楽天の詩を下敷きにした自作の詩を詠まれました。 今回は、その白楽天の漢詩を集めた『白楽天』という本のお話です。 ・ ・ ・ きっかけは『紫式部日記』でした。 大河ドラマ『光る君へ』は平安時代中期に『源氏物語』という世界最高峰の物語を紡ぎ出した紫式部を主人公とした物語です。 彼女―紫式部は

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■大河ドラマ『光る君へ』第6話「二人の才女」感想―脱いだらすごいイケメンと、理想を持ち信念に生きるお兄ちゃん

大河ドラマ『光る君へ』の放送も早いものでもう第6話です。このスピード感だと、あっっっという間に三郎が「望月の…」とか言って、ロバート実資さまに真顔で「そういうのは好きではない。」と言われてしまいそうです。 そうして、第6話ではとうとうファーストサマーウイカさん演じる「ききょう(清少納言)」さんがご登場になりました。 空気を読まずに、自分の思ったことをはきはきと(早口で一気に)述べる感じ。まさに「これぞ、私たちの清少納言さま!」なお姿が画面のなかにいらっしゃって! ワタクシ

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■大河ドラマ『光る君へ』第5話を深掘りしたい人のための参考本

今日は日曜日ですね! ということは、大河ドラマ『光る君へ』第6話の放送があります。予告編からすると、今日はとうとうファーストサマーウイカさん演じる「清少納言」さまがご登場の様子。今からワクドキが止まりません。 また、『光る君へ』ビジュアル第2弾も公開されました。めちゃくちゃ美しくてうっとり…「運命」なんて言葉、まひろちゃんは好まないように思いますが、激しく流れていく時代に翻弄されていく人々の姿をも眼差すようで、期待が弥増します。 さて、そんなことを言いながら、主人公である

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅②―大河ドラマ館へ行ってきました

えりたです。 先日、滋賀県大津市で開催された「大河ドラマ『光る君へ』スタート記念スペシャルトークショー」に参加してきました。 その際、せっかくここまで足を伸ばしたのだし、と思い、前日に開館したばかりの「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」へも訪れたのです。開館2日めということで、穏やかにのんびり過ごすことができました。今日はそのときのお話です。 ■京阪電車に乗ってスペシャルトークショーは、膳所駅から歩いて10分ほどの場所で行われました。スタッフさんにドラマ館のことを伺う

■大河ドラマ『光る君へ』第5話「告白」感想―フラグを立てるイケメンと桃太郎侍をめざす帝

さて、大河ドラマ『光る君へ』もあっという間に第5話まで来ました。 ここまでのお話も毎回怒濤の展開に翻弄されて、うぉうぉ言っていましたが、今回は主人公二人の関係に明確な転機が訪れました。 最後の場面、おうちへ帰ってきたときのまひろちゃんの表情にぞくっとした方も多いのではないでしょうか。少女であれた時間は終わり、女性としての時間へ否応なしに放り込まれたまひろ。目の表情ひとつで、あんなにも雄弁に語れるものなのだと、役者さんの凄まじいお仕事ぶりにやはりうぉうぉ言っていたのでした。

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■大河ドラマ『光る君へ』第4話を深掘りしたい人のための参考本

今日は日曜日! ということで、『光る君へ』第5話が放送されますね。まひろちゃんと三郎の関係に早くも転機が訪れそうな予告編でした。 その前哨戦となる?第4話では、とうとう師貞親王(本郷奏多さん)が即位なさいました。 のちに「花山天皇」と呼ばれる帝。超絶なほどおなご好きですが、まひろちゃんの父である藤原為時(岸谷五朗さん)から学問を授けられ、いろいろがんばろうと張り切ります。 主人公まひろちゃんたちをさておき、そんな花山天皇にズームインした感想がこちらです。 タイトルは完

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅①―スペシャルトークショーへ行ってきました

えりたです。 先日、滋賀県大津市へ行ってまいりました。名古屋からは在来線で3時間ほどの旅路です。朝からどんぶらこっこと呑気に電車に乗り、3回の乗り換えを経て無事に「膳所駅」へ着きました。 この日の旅の目的は、ピアザ淡海ピアザホールにて開催される「大河ドラマ『光る君へ』スタート記念 スペシャルトークショー」への参加です。 以前、たしかXだったと思うのですが、観覧者を募集しているのを見かけ、何とはなしに応募しました。私自身は名古屋民ですから、行けるとは端から思っていなかった

■新しいマガジン【大河ドラマ『光る君へ』関連マガジン】をはじめました!

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』もはやいもので第4話まで来ました。ご覧になっている方は、お話が進むごとにぐいぐい盛り上がっていることでしょう。 もちろん、平安クラスタの端くれなワタクシめも毎週楽しみに、テンション高く拝見しています。また、放送後には主人公たちの全く出てこない感想を書き連ねたり、さらに深掘りするための書籍をご紹介したりして、見るだけでなく、みなさまと記事を通してつながることも含めて楽しんでいます。 というわけで、今回それらの記事をすべてまとめたマガジン