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えりたマガジン

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2023年7月の記事一覧

【写真館302】全力で乗って参る

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【写真館301】虹の予祝

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【写真館300】やさしい記憶がそこにある

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世界でもっとも難しい〈強さ〉を手に入れる。―近藤康太郎『百冊で耕す』

私はなぜ本を読み続けているのか。 活字を追いかけるのが楽しいから。 物語に揺さぶられる感覚が快いから。 知識や視点が増えるのが面白いから。 考えるたび、こんな風に言葉にしてみます。 もちろん、これらだって正解の一端ではあります。でも、逆に言えば、これらはあくまでも「一端」でしかなくて。核心を突くものではない。「なんでそんなにいつも読んでるの?」そう訊かれて、明快な笑顔で答えられる回答を私は未だに手にしていないのです。 そのことが、どうしてもさみしくて。読書家のみなさん

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モノが語る説得力―『城から見た信長』

「織田信長」という人物について知りたいとき、まず見るべきは太田牛一著『信長公記』です。信長の傍らで、彼の事績をつぶさに見て書かれた書物ですから、信用できる度合いでいえば相当に高いでしょう。 ただし、たとえば太田自身の手によって清書されたときに、話が盛られたり、時代の権力者に忖度した記述になったりという部分が『信長公記』にも確かにあります。また、幾つも写本の代を重ねるうちに写し間違いや、あるいは、意図的な書き直しがある可能性も否定できません。 つまり、ことばによって書かれた

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■駆け回ったあの頃を―【信長公の城】①那古野城

信長公は生涯で、5つの城に居住しました。その始まりが「那古野城」です。今では徳川時代の面影を色濃く残す場所となりましたが、それでも、信長公のいた時代に思いを馳せるよすがとなるものもあります。 大河ドラマ『どうする家康』では、そろそろ本能寺の変が見えてきています。が、今回はそんな、信長公の始まりの場所の歴史や今を見ていこうと思います。 ・ ・ ・

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大人ほど役立つ国語講師が1から教える文章術

毎日エッセイを書いています。日によって多少の変動はありますが、だいたい1500字前後です。それを今日で70日連続で更新しています。 読んでいただくと分かるように、ほぼ日記形式をとっていますので、「書き溜め」はしていません。最近は、毎朝起きてからザクザクと書いて、お昼に更新という形です。 では、それだけの量の文章をどのように書いているのか。今日はそのあたりを書いてみようと思います。

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下天のうちをくらぶれば―呉座勇一『武士とは何か』

たとえば、「人間五十年」ということばを見ると、多くの人は「織田信長公」を思い浮かべます。それはきっとこのことばが、私たちのイメージする信長公の人生に寄り添うものだからでしょうし、あるいは、このことば自体が私たちの印象をつくりあげたとも言えるでしょう。 もちろん、戦国時代は今とは違って録音録画など願うべくもないですから、誰が何を言ったかなど、伝聞や物語のカタチでしか伝わりません。しかも、それは伝言ゲームよろしく、変化し放題です。 それでも、「その人がこの言葉を発したこと」が

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記憶のかけらを連れてくる―くどうれいん『桃を煮るひと』

「食べることは生きること」 「体は食べたもので出来上がる」 「何を食べるかより、誰と食べるか」 「食べる」ことって、生活のなかでも大きな一部を成していますから、十人十色、みんながさまざまなことばで言い表そうとします。 そのことばには、その人の積み重ねた時間や食卓が色濃く表れていて、理解できたりできなかったり、噛み合ったり、その実、噛み合っていなかったりして、それが諸々面白いところでもあります。 先日参加した読書会で、クッキーをご提供くださった方がおっしゃっていたことがと

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