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ツールドおきなわ2023レース編

7:37 いよいよ号砲が鳴った。
最後尾からスタート。
過去のレースレポを探して読み漁った私の想定では
美ら海水族館の坂で1/3になるという事だった。

大きく分けて坂は3つ

美ら海
今帰仁
イオン

特に要マークなのは美ら海という事だけ。
ここで集団は半分以下になる想定。
自分はその後も残って走り切れるか不安だった。

結果は集団左前方で落車が発生した。
道が塞がれその間に先頭集団は逃げに。
おそらく6名程度の逃げだったと思われる。

集団後方にいた私は幸いにも巻き込まれる事はなかったが
減速し右側へ回り込み何とか再スタート。

そこで第二集団を形成した。
正直言って前の逃げは全く見えない位置だった。
自分たちがトップなのか、第二集団かどうか誰も把握できていなかったように思う。

フルウエットの下りには全く自信がなかったので
バラけていてよかった…
ある程度の車間を取りつつ下れた。

そのまま今帰仁の坂へ。
まだまだ脚はあったし、心拍的な余裕もある。

今帰仁の分析
最大192bpm 推定3.5倍

ローテを回すような雰囲気ではなく
ただ前を引く人についているという感じ。
(ローテ提案すればよかったのかな)

前から落ちてくる男性ライダーを集団で抜きつつ
ひたすらに進む。
途中向かい風が酷く進まない。
(前に出ればよかったのかな)
海からの横風も酷かったので
道路中央を走行しやり過ごす。

とにかくこの辺りは雨風が酷かった。

200と50の分岐まできた。
ここから先を私は知らない。
情報としてはイオンの坂があるという事。

若干スピードが上がる雰囲気を察知した。
落ちてきた男性がど真ん中を走っているが
全員で上手くかわす。
まだまだ余裕だった。

おそらくイオンの坂へ。みんなキツそう。
少し前に出た。
(前に出て逃げればよかったのかもしれない)

エレアさんが前に出た、追う。
ローテを提案されたので応じて先頭へ。
後半にもローテ提案し前を譲るが誰も来ない。
(え?私タイミング違った?)

そのまま集団へ戻るような形となり
残り500mでスプリント勝負が始まった。

懸命に踏んだけど、どんどん抜かれた。笑
結果は16/90位


総括

位置取りは自分の中で最良の選択が出来たように思う。落車を避けるため無理に前に出ないこと。

、、がレースが上手くできていたか?
という点においては赤点。

前に出てローテを回す事や勝負すること
自分の持っている強みを把握して使い切ること。
全く出来なかったのは反省点である。

初めてのレースであって展開を読めず
(何度か前に出ようとしていた人はいた)
落車を避けるために牽制、前方とのマージンを取ることを優先。

もし同じような展開で次のレースがあるとすれば
登坂で前に出て逃げようと思う。

というのもスプリント勝負になれば私には勝ち目はない。パワーがないので坂で逃げきるしかないと思った。RP8は傾斜面と登り返しに非常に強く、平坦高速巡行が得意。特性を活かして走れば上手く逃げれるように思う。

しかし、なかなかにロードレースは考える事が多いなと思った。
今回、大きな経験を積んだので次のレースでは上手く立ち回れるようになるはず。

もうひとつ、次は晴れの沖縄を走りたいですね。

相棒RP8  雨の中ありがとう

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