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昭和のオタク、令和のイベントを体験した件

 この度、いろいろご縁があって自分が書いた話が紙の本になった事もあり、一念発起して琵琶湖を越えて、箱根へ向かう事にしました。

 二次創作はグレーゾーンという認識なので、具体的な本のタイトルや書影を出すのは自重いたします。参加したイベントは「DAの休日」。6月2日両国にあるKMCHALLという会場。場所に行くと第一両国ホテルに隣接しているのが明確にわかる場所でした。

 自分が現着して時にはすでに行列ができていました。11時開始の10分前。
パンフを購入するように運営さんから教えられ会場に入ってパンフを購入。
入場券代わりの模様。会場を出て行列に戻り、周囲を見渡すと(本気になって産んでれば)自分の娘や息子くらいの人ばかり。とりあえず、みんな元気。そして、リコリコのコラボグッズやらTシャツやらを着てるので信心が深い。この時点で戦訓。やり取りをしているフォロワーさんが確実におられた模様。
肌身離さず持っているクソデカiPhoneを活用しなかったのかと小1時間文字数。

ええ、53にもなって同人誌に買いに来るおばちゃんは気後れしてましたよ。
やっぱりね、若い人のパワーすごいわになってました。気がつくと、列が3列に増えていて、自分の体験で言えば、岡山メルパで劇場版スタァライトのチケット争奪戦とか美保基地航空祭のシャトルバス待ちの行列以来のインパクトだったりします。

「今のうちにリストバンドつけてください。」

運営さんの呼びかけがあり、最初のうちはスルーしてたのですが、なにしろ最後に自分が知っているイベントはすごーく並んで開場になったら、普通に会場を一回りしか知らないのである。わかりはずはない。しかし、運営さんは何度もリストバンドを連呼し、周囲を見ると何やら青い輪っかをつけている。パンフレットを見ると中に栞が入っていると認知していたのですが、再度確認、よく見ると端っこにシールがある。いろいろ、格闘してリストバンドをはめる事に成功。


リストバンド、ヘアゴムですが帽子被る時には外してました

 さて、そうこうしているうちに開場時間が近づき、心の中で「ウマピョイ伝説」のイントロが流れ始める。

入場開始。

 なぜか、3列目から入場開始。「千束、先着順で入場ではないんですか」と心の中の狂犬がげき詰めしてくるが、「アクシデントを楽しむのも千束流だよ」と狂犬を抑え込んだ。運営の人は手弁当なのか有志の方なのかさっぱり事情はわからないけど、プロの警備屋ではないので文句はいうまい。可能性として考えられるのは、歩道を占有している列を早く会場に入れる事でスペースを空けようとしたのかなと今なら思える。あの街の日常がわからないけど歩道を占有する事は好ましくないのは違いない。

せっかくの祭りなのでポーチに缶バッジつけておいた

 ホテルの3階。対面のフロアは「フラワーアレンジメント協会」と書かれた看板。
会場入り口に向くと人の波。なにやら、既視感を感じる。ウマ娘でお馴染み「ヒシミラクル」の宝塚記念。当時は馬券を現地で買う事しかできず、馬券を買おうとしたら長蛇の列。返し馬見てから書い直そうとしても身動きできずという体験がよみがえる。ところで、頭がふらふら。脱水症状。やばい、下にセブンイレブンがあったのは確認した。リストバンドがあれば何度も入場できるそうなので、差し入れミッション終わったらポカリでも買おうと思ったら、入り口脇に自販機。そして、トイレの位置も確認。

 この時点、私の頭の中には差し入れを持っていく事とそれを終えたら自販機でポカリを買う事しかなく、そうこうしている内に祭りが始まった。

→ レポートは次回へ続く

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