(1話完結官能小説)学校の王子様系先輩とラブラブする話
桜も既に散った4月の半ば。
ある高校のクラスではいつもと変わらない日常が育まれていた。ある者は仲のいい友達同士で楽しく話し、ある者は特に仲は良くないが何となくボッチになるのが嫌だからしょうがなく群れをなし、そしてある者は完全に群れから外れてひとりで過ごしていた。
高校二年生になる成本柚涼は完全にクラスというコミュニティから外れた少年だった。元々人と関わることが苦手な柚涼だ。幼い頃から空気が読めない発言をして周りを困惑させていた。だが人一倍優しい心を持っているがゆえに、自