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映画ドラえもん。エンディングで大洪水が起こった日。



観てきました!

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷ユートピア』。

国民的アニメ「ドラえもん」の長編映画42作目。「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなど数々のヒット作や、2023年放送の大河ドラマ「どうする家康」などで知られる人気脚本家の古沢良太が、映画「ドラえもん」の脚本を初めて手がけた。空に浮かぶ理想郷を舞台に、ドラえもんとのび太たちが繰り広げる冒険を描く。
映画.comより


この4月で小2になった息子、映画館デビュー。

初めてのこと、暗い空間が苦手なため、「絶対行かない」と言っていたところを数日かけてじわじわと説得し、やっと「行ってもいいかな」にこぎつけた。

ーーやったー!

私はドラえもんの映画を映画館で観たことはない。

それなのに、今回この映画に行きたかった理由は2つ。

1つは、映画の予告(スラムダンクを観に行った時に見た)からのメッセージ。

「そのままの君がだいすきだよ。」

もうこれだけで、子ども達と一緒に観たいと強く思い、あたためてきた。



2つ目は、テーマソング。


この記事でも書いたが、娘が好きなNiziUニジューの「Paradiseパラダイス」がエンディングに使われている。


メロディも最高だが、歌詞が、本当に良い。

わかるだろう
君にはもう君だけの色も形も
優しさも強さもあるんだ

上手くいかなくたって
失敗ばっかりだって
ぼくはここにいるよ
I love you so much 大好きなんだ
そのままで 大好きさ Paradise
宝物はそこにあるよ 気がついてよ
世界中探しても
君は君しかいないよ

広がる楽園 繋げよう
誰も誰もが Paradise
宝物は君なんだよ 気がついてよ
この惑星ほしの歴史にも
君は君しかいないよ
目に見えないけど確かに
ひとりひとりの Paradise

初めて聴いた時からじーんとしていたが、娘と一緒にNiziUのパフォーマンスを観るたびに、歌詞をかみしめている。


そして、極め付けはこの動画。


NiziUのレコーディングで、Stray Kidsストレイキッズで作詞作曲も手がけたバンチャンがディレクション。

1人ずつレコーディングする彼女達の緊張をほぐし、励まし、本人たちの意見も受け入れる。褒め上手(日本語も上手)。できないところはできるまで待つ。そして魅力を最大限に引き出していく。

コーチングの要素がたくさん詰まっていて、脱帽した。

こうやって作り上げた曲なんだね。泣

え、バンチャンてまだ25歳だよね?

どうしたらこんな素敵な人になるんだろう。
若くして、たくさんの努力と苦労をされているんだろうなあ。


そして、バンチャン、コーラスでも参加しているとのこと。

原曲ではうっすら聴こえる?くらいなのだが、声だけを抽出して解説している方の動画を観たら、もう鳥肌もので。美声。
色んな高さでハモリを入れて、NiziUのボーカルを支えていた。

あーそうか。

だから、この曲を音源で聴いた時、なんだか妙な安心感があるのか(洗脳)。


とまあ、テーマソングに並々ならぬ思いを持って臨んだ。



そして、当日。

やっぱり暗くて落ち着かない様子の息子。

途中で集中できずに、ため息をついたり身体をもぞもぞ動かしたりしている。


私はというと、楽しみ過ぎて(どんだけ)前日あまり眠れず、やや寝不足&薄暗いとリラックスしてしまう習性で、途中10分間くらい寝てしまうという大失態。

でもそこはドラえもん。中抜けでも追いつけるストーリーで安心(いやいや)。


息子もなんとか最後まで観ることができた。

そして、いよいよエンディング。


「Paradise」のイントロが流れ出し、娘と顔を見合わせる。

来たね?来たよね。

周りがゴソゴソし始めたり、帰る方もいたりしてザワザワしていたが、曲とエンドロールに集中する。

映画の内容と完全にリンクする歌詞。

さらに映画館の音響がほんとに素晴らしくて。

全体的に響き渡るNiziUの歌声に加えて、バンチャンのコーラスが、左後方のスピーカーからめちゃくちゃ聴こえてきた。


わー(本気で鳥肌)。

これか!

バンチャンのコーラスに包み込まれる私たち(妄想)。


もう、最強。


映画のメッセージがすーっと身体に染み込んでくる。まるでフレンチトーストの牛乳と卵を混ぜ合わせた液のように(私がパン)。

脚本が素晴らしくて、ドラえもんにも、ソーニャ役の永瀬廉くん(イケボ)にも感動したけれど、さらにエンディングでボロ泣き。


私の席の隣りに、おばあちゃんらしき人と来ていた小4くらいの男の子がいたのだが、多分ぎょっとしていたと思う。隣りのおばちゃんが途中寝ていたかと思えば、最後は目から洪水してるからね。

ーーごめんね、おばちゃん、今、色んな感情が溢れちゃって泣いてるの。

無言で横にテレパシーを送る(絶対怖い)。


いやはや、ほんとに。

ここまで泣かされるとは。

映画館に歩いて来る時に目に入った黄砂みたいなのも、多分全部流れ落ちた。


曲が終わり、映画館を後にする。


娘も目が真っ赤。

帰りながら子ども達と話してみる。

息子「泣かなかった〜(ドヤ顔)」

ーーうん。君は泣くほど集中してないな。でも最後まで座ってて偉かったぞ。そして、映画館デビューおめでとう。


途中、どうなるかと思ったが、最後まで頑張った息子が、のび太同様、とても愛おしく思えた。


娘は映画の内容にも、大好きなNiziUの曲が流れたエンディングにも感動したとのこと。バンチャンの声聞こえたね、と同じことに気付いていた。共感し合えて、うれしい。



そして、仕上げに。

映画を観た後に見る予告が好き。これは主題歌にスポットを当てたもの。

やっぱり沁みる。

素晴らしい。

ありがとう、ドラえもん。

ありがとう、永瀬くん。

ありがとう、NiziU。

そして、ありがとう、3RACHAとバンチャン様(崇拝)。




※写真、画像などお借りしました。




思い入れが強くて、暑苦しく書いてしまいましたが、多分、普通に感動できる映画です。

今の時代、子ども達一人ひとりに伝えたいメッセージと、日常の大切さが込められていました。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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