映画ドラえもん。エンディングで大洪水が起こった日。
観てきました!
『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』。
この4月で小2になった息子、映画館デビュー。
初めてのこと、暗い空間が苦手なため、「絶対行かない」と言っていたところを数日かけてじわじわと説得し、やっと「行ってもいいかな」にこぎつけた。
ーーやったー!
私はドラえもんの映画を映画館で観たことはない。
それなのに、今回この映画に行きたかった理由は2つ。
1つは、映画の予告(スラムダンクを観に行った時に見た)からのメッセージ。
もうこれだけで、子ども達と一緒に観たいと強く思い、あたためてきた。
2つ目は、テーマソング。
この記事でも書いたが、娘が好きなNiziUの「Paradise」がエンディングに使われている。
メロディも最高だが、歌詞が、本当に良い。
初めて聴いた時からじーんとしていたが、娘と一緒にNiziUのパフォーマンスを観るたびに、歌詞をかみしめている。
そして、極め付けはこの動画。
NiziUのレコーディングで、Stray Kidsで作詞作曲も手がけたバンチャンがディレクション。
1人ずつレコーディングする彼女達の緊張をほぐし、励まし、本人たちの意見も受け入れる。褒め上手(日本語も上手)。できないところはできるまで待つ。そして魅力を最大限に引き出していく。
コーチングの要素がたくさん詰まっていて、脱帽した。
こうやって作り上げた曲なんだね。泣
え、バンチャンてまだ25歳だよね?
どうしたらこんな素敵な人になるんだろう。
若くして、たくさんの努力と苦労をされているんだろうなあ。
そして、バンチャン、コーラスでも参加しているとのこと。
原曲ではうっすら聴こえる?くらいなのだが、声だけを抽出して解説している方の動画を観たら、もう鳥肌もので。美声。
色んな高さでハモリを入れて、NiziUのボーカルを支えていた。
あーそうか。
だから、この曲を音源で聴いた時、なんだか妙な安心感があるのか(洗脳)。
とまあ、テーマソングに並々ならぬ思いを持って臨んだ。
そして、当日。
やっぱり暗くて落ち着かない様子の息子。
途中で集中できずに、ため息をついたり身体をもぞもぞ動かしたりしている。
私はというと、楽しみ過ぎて(どんだけ)前日あまり眠れず、やや寝不足&薄暗いとリラックスしてしまう習性で、途中10分間くらい寝てしまうという大失態。
でもそこはドラえもん。中抜けでも追いつけるストーリーで安心(いやいや)。
息子もなんとか最後まで観ることができた。
そして、いよいよエンディング。
「Paradise」のイントロが流れ出し、娘と顔を見合わせる。
来たね?来たよね。
周りがゴソゴソし始めたり、帰る方もいたりしてザワザワしていたが、曲とエンドロールに集中する。
映画の内容と完全にリンクする歌詞。
さらに映画館の音響がほんとに素晴らしくて。
全体的に響き渡るNiziUの歌声に加えて、バンチャンのコーラスが、左後方のスピーカーからめちゃくちゃ聴こえてきた。
わー(本気で鳥肌)。
これか!
バンチャンのコーラスに包み込まれる私たち(妄想)。
もう、最強。
映画のメッセージがすーっと身体に染み込んでくる。まるでフレンチトーストの牛乳と卵を混ぜ合わせた液のように(私がパン)。
脚本が素晴らしくて、ドラえもんにも、ソーニャ役の永瀬廉くん(イケボ)にも感動したけれど、さらにエンディングでボロ泣き。
私の席の隣りに、おばあちゃんらしき人と来ていた小4くらいの男の子がいたのだが、多分ぎょっとしていたと思う。隣りのおばちゃんが途中寝ていたかと思えば、最後は目から洪水してるからね。
ーーごめんね、おばちゃん、今、色んな感情が溢れちゃって泣いてるの。
無言で横にテレパシーを送る(絶対怖い)。
いやはや、ほんとに。
ここまで泣かされるとは。
映画館に歩いて来る時に目に入った黄砂みたいなのも、多分全部流れ落ちた。
曲が終わり、映画館を後にする。
娘も目が真っ赤。
帰りながら子ども達と話してみる。
息子「泣かなかった〜(ドヤ顔)」
ーーうん。君は泣くほど集中してないな。でも最後まで座ってて偉かったぞ。そして、映画館デビューおめでとう。
途中、どうなるかと思ったが、最後まで頑張った息子が、のび太同様、とても愛おしく思えた。
娘は映画の内容にも、大好きなNiziUの曲が流れたエンディングにも感動したとのこと。バンチャンの声聞こえたね、と同じことに気付いていた。共感し合えて、うれしい。
そして、仕上げに。
映画を観た後に見る予告が好き。これは主題歌にスポットを当てたもの。
やっぱり沁みる。
素晴らしい。
ありがとう、ドラえもん。
ありがとう、永瀬くん。
ありがとう、NiziU。
そして、ありがとう、3RACHAとバンチャン様(崇拝)。
※写真、画像などお借りしました。
*
思い入れが強くて、暑苦しく書いてしまいましたが、多分、普通に感動できる映画です。
今の時代、子ども達一人ひとりに伝えたいメッセージと、日常の大切さが込められていました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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