見出し画像

映画「Queen and Slim」

観終わった直後は、
良い映画だったー!(パッパラピーw)
しか思わなかったけど、
考えれば考えるほど、苦しくなる。
ボディブローが効いてきた、、、

映画の感想なんて今まで
ブログに書いたことないけど、
ネタバレせずに書けるかしら。

最初はただの恋愛映画だと思って観ていた。
ところが場面が急展開して一気に
ハラハラドキドキするような展開になっていく。

超恋愛体質で恋愛モノ大好き人間としては、
サイッコーーーにロマンチックな映画でした。
それはたしか。
彼と観れて良かった。

私のように、 
black love、black music、black culture 
が好きな人にはお薦めの一本。特に音楽が良い。
それぞれのシーンを象徴的効果的に彩っている。
さまざまな年代の名曲/ヒットソング揃い。

BLM✊🏿✊🏾✊🏽 Black Lives Matter 
黒人差別問題
police brutality (警察による暴力)
等に関心がある人にもお薦め。

とはいえ
黒人=善、白人=悪
市民=善、警察=悪
という単純な二分で描かれているわけではない。

人種も立場も年齢も違う人々の、
表の顔と裏の顔というか、
人間臭いところというか、
そういった部分も余すことなく描かれている。

2時間程の映画の中で、
場面がどんどん変わって、
たくさんの人物が出てくるにも関わらず、
一つ一つのシーンが
軽く浅くなってしまっていないのは、
さすがとしか言いようがない。

私が長々と書くより、
多くの人に観てもらいたい。

最後に。
警察によって無実の黒人が
無差別に殺されていく国において、
retaliate (対抗する、報復する、復讐する)のは
どんなに重い意味があることだろう。

写真はネットフリックスのサイトから。

私は、文章を書く時、だいたい自分の経験から書きます。したがって、いただいたサポートは、今後も様々な経験をしにいくことに使わせていただきます。