やっぱり人は褒められるとうれしい

あなたは最近、誰かに褒められたことありますか？

コスメショップでのできごと

先日、夫のバレンタインプレゼントを探しにデパートにでかけた。
手作りチョコは娘たちに任せて、私はちょっと良さげなチョコでもプレゼントしようと思っていたが、ふと、夫が香水を欲しがっていたことを思いだした。

デパートのコスメ売り場なんて、いつぶりだろう。
普段デパコスなんて使わないから、ちょっとした場違い感を感じつつも、お目当てのショップに入った。

そこで接客してくれたのは、20歳前後だろうか、華奢で可愛らしい雰囲気の男性スタッフ。
そしておそらく新人さん。
夫へのプレゼントを探していると伝えると、男性に人気の香りやオススメの香りを丁寧に説明してくれた。

接客の最中、その男性スタッフは、
「お客様、ショートカットお似合いですね」
とか、
「お肌も白くてきれいですね」
とか、めっちゃ褒めてくれるんですよ、私を。

なんか、なんか、、、
すごく照れるｗｗｗ
40歳にもなると面と向かって褒められることなんてほとんどない。
せいぜい3歳の息子に「ママ、かわいい～♡」って言われるくらい。

あちらからしたら、間違いなくセールストーク。
わかっていますよ、もちろん。
でもね、やっぱり素直に嬉しかった。
ドキドキしたし、ひさしぶりに乙女な自分が顔を出した。
ポジティブな言葉の影響力はスゴイ。

帰りの電車の中では、先ほどの出来事を思い出してはニヤニヤしていた。
もし誰かに見られてたらヤバい人だと思われただろうな・・・

ババ心とはわかっていても

その日の夜だったかな。
母からLINEが来た。
内容は、先日実家に送った二女の七五三のアルバムの感想。
そこにはこう書かれていた。

『なかなか可愛く撮れてたね。
でも2人とも（長女と二女）前歯がイマイチだなぁ。
なんとかならんもんかね。』

え？ええ？
そこは「可愛い」だけでよくない？
前歯のこととか、今言わなくてもよくない？
こっちだって気にしてること。
それをいちいち、しかもハレの日の写真を見て言ってくるなんて！

きっと母に悪気はない。
「歯並びがきれいだったら、もっと可愛いのに」
そんな意味で何気なく発した言葉なんだと思う。
ババ心に、孫たちの歯並びを気にしてくれてるのもわかる。
でも、タイミングってものがあるでしょ？

モヤモヤしながら、

「そのうちなんとかする」

絵文字も使わず、そう返事を返しておいた。

自分はどうか？

セールストークでもポジティブな言葉は人をハッピーにしてくれるし、悪気がなくてもネガティブな言葉は人を傷つける。

私は、周りの人にポジティブな言葉をかけられているだろうか？
特にに子供たちに対してどうだろうか？

う～ん、できてない気がする・・・

とにかく毎日ガミガミ。
やることなすこと注意している。

例えば工作をしていて「できたよー！」って見せてくれても、私の第一声は「ちゃんと片付けて！」だったり。

母とのやり取りで私が感じたように、子供たちも「え？今それ言う？」って思ってるかもしれない。

やっぱり人は褒められるとうれしい

今回の、この2つの出来事を通して、当たり前のことに気づけた。

やっぱり人は褒めれるとうれしい。

たとえ「もー‼」と思っても、まずは良いところをみつけられるようになりたい。

ネガティブな言葉より、まずはポジティブな言葉を口に出そう。

些細なことでも褒められる人になろう。