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天使と悪魔(小説シリーズ)

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悪魔→天使の見た目BL小説群。(厳密に言うと天使に性別はないため) 天使のことが大好きな悪魔と、だんだん心変わりしていく天使の緩やかな関係性の変化のお話。 誕生花ssのひとつ「ラ…
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#BL

treat and treat(ショートショート・天使と悪魔シリーズ41話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の41話目です。(…

てい
2年前
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ケーキより甘い(短編・天使と悪魔シリーズ40話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の40話目です。(…

てい
2年前
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少女と悪魔4(短編・天使と悪魔シリーズ39話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の39話目です。(…

てい
2年前

少女と悪魔2(短編・天使と悪魔シリーズ39話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の39話目です。(…

てい
2年前

少女と悪魔1(短編・天使と悪魔シリーズ39話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の39話目です。(…

てい
2年前

ある天使の肖像4(短編・天使と悪魔シリーズ38話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の38話目です。(…

てい
2年前
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ある天使の肖像(3)(短編・天使と悪魔シリーズ38話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の38話目です。(これまでの話はマガジンをご参照ください)】  秋が過ぎ、冬になった。初雪が降ったその日、教会壁画の修復は完了した。色褪せていた聖人たちは鮮やかに蘇り、日曜に礼拝に来る信者たちの評判も上々だった。仕事の後片付けを手際よく行う画家に礼を言うと、彼はやはりいつものように微笑んだ。 「頼まれた仕事をしたまでです。喜んで頂けたのならよかった」  報酬を受け取った彼は顔を綻ばせ、初めて、私を食事

貴方のお仕事(ショートショート・天使と悪魔シリーズ35話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の35話目です。(…

てい
2年前
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待望(ショートショート・天使と悪魔シリーズ34話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の34話目です。(…

てい
2年前
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幸福の香り(短編・天使と悪魔シリーズ26話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の26話目です。(…

てい
2年前
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狡い(短編・天使と悪魔シリーズ25話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の25話目です。Tw…

てい
2年前
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囀る小鳥に施しを(短編・天使と悪魔シリーズ24話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の24話目です。(…

てい
2年前
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溺れる(短編・天使と悪魔シリーズ23話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の23話目です。今…

てい
2年前
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薔薇色の円環(ショートショート)(天使と悪魔シリーズ22話)

【天使のことが大好きすぎる悪魔と、彼に惹かれていく天使の、見た目BL小説群の22話目です。(これまでの話はマガジンをご参照ください)】  ちょっと席を立っている間に、連れの男は料理を運ぶ男性店員と親しげに言葉を交わしていた。私にはあまり見せないような澄ました笑顔に、なんとなく胸がざわつく。と同時に、相手の店員が発するある特殊な気配と、それが意味する事実に、大きな疑問符が浮かぶ。  私が近づくと、店員は皿を置いて行ってしまった。連れの男は、吸い込まれそうな黒い瞳で私を見た。