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【バトンリレー企画】#異文化交流シェア活の巻

りんご探偵さんから、バトンを渡してもいいか聞かれ、

ノーと言えない日本人のようで、日本人ではないかもしれない私。

りんご探偵さんの頼みごとだから、快く引き受けた。

最初にりんご探偵さんのこの記事を読み、

そして、この記事を読んで、

失礼ながら、この方は一体誰?

どこからいらした方なのか?と不思議に思いながら、ファンになってしまった。

なので、このバトンをいただかないわけにはいかず、ありがたく受け取って、書くことになった。

実は、このところ、私が一体どこから来た人なのか、何人なのか自分でもわからなくなってきている。

なぜかというと、どうも日本人ではないかもしれない。

国籍は一応日本だ。

顔も日本人の顔をしている(たぶん)けれど、バスの中でフィリピン人にタガログ語で、何か言われ、アイム・ソ~リ~。アイドント・アンダスタンドと答えなければならないこともある。


日本語でしゃべっていると、単語がすぐに出てこないことがあったりして、母には「あんたの言ってることわからない」と言われ、

妹や妹の息子達には「そんな風に言わない」と言われて、笑われる。

まあ、理解されなくてもいいのだけど、

ちょっと疑問に思い始めたことが・・・


まさか、スペイン人になってしまってるかも?

ありうる。

もともと、普通の日本人のようにおとなしくなくて、じゃじゃ馬。

おおざっぱ。

特に最近はまじめでない。

スペイン人になりやすい素質を十分備えている。

そして、

日本に帰国しようとすると、私には言わないが、

甥っ子たちが妹に「あのうるさいひまわりん子が戻ってくるの?」と言うのだそうだ。笑


確かに、

スペイン人は声が大きくて、うるさい。                               スペイン語を小さい声でしゃべると、言ってることがわからないし、伝わらない。スペインに惚れましたさんのこのブログにも書いてある。もしかしたら、「スペイン人は耳が遠いかも」と・・・・(彼女のブログは彼女の鋭い目で見た本当のことが書かれていて、とても面白いよ)

彼女も言ってるけど、自動音声対応では、小さい声は聞き取ってくれない。

日本人にとっては、怒鳴る音量でしゃべらないとわかってもらえない。

私も、スペイン人たちと大きな声でしゃべることが多いし、習慣になってしまって、日本語も大きく話すようになってるようだ。

耳が遠いわけではない。今のところは・・・

仕事で日本へスペイン人を連れて行って、メトロの中で、しゃべってたら、白い目でサラリーマンに見られたこともある。

日本では声の大きさを調節しなければといつも思うが、スペイン人はきっと肺活量も多いのかもしれないな。


また、

スペイン人はよくしゃべる。                                     これは仕方ないのかもしれない。

簡単に説明すると、

最近は英語のわかるスペイン人が増えてきたので、原語で観れる映画館もあるし、テレビでも原語を選択できるけど、映画館で、アメリカ映画などは吹き替えがほとんど。俳優さんの本当の声を聞きたくても、本人とは違うような声で吹き替えられてしまう。(最悪!)

映画でしゃべる英語をスペイン語に訳す場合、スペイン語の語数が多くなることもあるため、字幕を読んでいたら、もう次のシ-ンになって、読んでる時間がないから、吹き替えにしたほうがいいんだ。

スペイン語という言語のせいで、たくさんしゃべる。

また、私が会社勤めしていたときに、マラガ出身の人が会計担当の一人で、私が日本人の上司のためにしょっちゅう二人の通訳をしてあげていた。

彼女はよくしゃべった・・・

いや、スペイン人はよくしゃべるけど、彼女の通訳は本当に大変だった。

マラガの人に何かを聞くと、結論にたどりつくまでが長い。

最初のうちは、そんなことを知らず、私は、こっちが聞いていることと、一体どういう関係があるんだ?と思いながら、通訳していた。

けれども、上司も彼女の話し方に気づいて、「で、結論は?」とすぐ聞くようになったんだ。

あれだけしゃべっておいて、結論にたどりつくまでが長いけれど、きちんと最後に結論にたどり着くところはすごいと思ったよ。

最終的に答えを言い忘れて、そのまま永遠に話し続けるのではないかと思ったと上司が笑ってた。


スペイン人はジョークが好き                                   私は日本にいたときも漫才とか落語とかが好きだったけれど、こっちはまじめな顔でジョークを言ったり、とにかくジョークのバラエティが広いし、豊富だ。

これは日本語に訳したらちょっと・・・といういやらしいものとかどぎついジョークなんかがかなりある。

私には説明されても、何故おかしいのかわからないこともある。

たぶん、日本人とスペイン人の頭の構造の違いかなと思い込んでいるけれど、ある特定のことだとわからないことが多い。

とにかく、スペイン人は笑うのが好き。

もともとだけど、私もだ。


まあ、これ以外にも、私にはおおざっぱすぎるところがたくさんあって、母にも「もう、あんたは日本人じゃない。」とよく言われる。


以上、検証の結果、私は日本人の顔をした、完全なスペイン人でもないと思われる人種。

そうでない理由の一つとして、

きちんと掃除するようになったけれど、スペイン人のようなきれい好きではない。

だって、漂白剤やら、洗剤をバンバン使って、お掃除するのは私は嫌だ~!


だから、「あなたは何人ですか?」と聞かれたら、

もう、「わかりません」と答えるしかないのだろうな。

日本のパスポート・・・大丈夫だ。切れてない。

母が、この間、戸籍を移したと言っていた。

「で、私のは?」と聞いたら、

「知らない。」と冷たく言われたので、

今度帰ったら、どこに私は登録されているのか確認しなければ・・・


ということで、

アンカー宣言して、ゴール切ります!!

チェーンナー さん、ありがとうございました!

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