夏の夢の家
9月!新年度が始まった。
その前に夏休みの最後の思い出を綴っておきたい。
パリに住む仲良し家族と
南仏に住む私たち、その中間地で
数日間をすごそうということになった。
昨年ノルマンディーでもバカンスを一緒に過ごし
パリでもよくお世話になっている彼ら夫婦には
3歳の娘ちゃんがいる。
気配りをしあいつつ気を遣いすぎず、
お腹がすいたね、とか
もう帰ろうか、というタイミングがよく似ていて
共に時間を過ごすのが楽しい家族だ。
行き先はブルゴーニュ地方の
ボワイエという小さな村に決まった。
そろそろ夏休みも終盤の
8月の3週目、
大きな一軒家を3泊4日でシェアして
(また)安くで借りることができた。
すごい豪邸にみえるが、
奥にはお城のようなさらにすごい家があり吃驚した。
たぶんここは昔
お手伝いさんたちが暮らしていた家なのだろう。
広々とした庭には
林檎やミラベル、
梅のようなプラムの一種レンヌクロードの木がある。
初日に大家さんのムッシューが
落ちているのは
どんどん食べてくださいと言ってくれた。
朝ゆっくり起きて
時々散歩や買い物、観光に出かけた以外は
それぞれ読書をしたり話をしたり
この夢のような家で
ゆったりした時間をもつことができた。
これぞ、バカンスだと思った。
新学期が始まった今
この光のような4日間や、
日本での暑かったが心に沁みた再会の日々が
ムクムクエネルギーをくれるのを感じている。
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