伊澤 絵理子

不登校・学校・ひきこもり・発達障害などざっくばらんに、自分の思いをそのまま書いています…

伊澤 絵理子

不登校・学校・ひきこもり・発達障害などざっくばらんに、自分の思いをそのまま書いています。 香川県高松市にて学校や家庭に居場所がないと感じているこども若者を中心に居場所・教育・暮らし・相談の包括的支援に取り組む団体(一般社団法人もも)を夫婦で立ち上げ運営しています。

最近の記事

自分の優先順位をあげること

いつの間にか、前のブログから9か月以上経っていました…。 最近、えりこさんのブログ読んでます!と言ってくださる方に出会い、改めてうれしいなぁと感じています。 日々思うこと、だけど更新はゆっくりです。文通をしているように、気長にゆっくり待っていただけると嬉しいです。 私が住んでいる香川県高松市もやっと寒くなってきて、冬がくるなぁと実感しています。 そんな私が最近、意識して実践していることは「自分の優先順位をあげる」ということです。 私はADHDとASDで、その特性から

    • ヤングケアラー

      元ヤングケアラーのひとつのケースとして読んでもらえたら嬉しいです。 私は幼い頃に父を亡くしたため 母は朝から夜遅くまで一生懸命働いてくれていました。 小学1年生の頃から、母が仕事の間は弟の世話をしていました。弟が泣き止まず困って母のパート先に電話をしたことがあります。 "忙しいから帰ることなんてできないよ。お姉ちゃんなんだからお願いね。" 中学生のとき、再婚してステップファミリーになり年の離れた弟が生まれました。 両親は一生懸命働いてくれていました。 私は高校が

      • お花とあきらめた部活と体験格差

        昨日、実に3年ぶりにお正月のお花を生けました。 生け花は大好き。たまーにしかできないけれど、スマホもいじらず、他ごとも考えず、ただ目の前の花をどう生けるかに集中する。 一つひとつの花や枝、葉、実をよく観察してイメージをふくらませる。 近くから、遠くから、あるいはぐるりと回って360度から、個と集を行き来する。 だんだん集中力が増してきて、リズムが出てくる。イメージをどんどん膨らませて足したり引いたり。時に先生やほかの人と一緒にながめたり。いろんな流派ややり方があるけれ

        • なによりもうれしいこと

          メリークリスマス! まなびやももでは12月19日(月)からクリスマスウィークがはじまり、毎日のようにクリスマスを楽しんでいます。 今日は12月24日(土)まなびやもものこども食堂「りこのキッチン」の日でした。 りこのキッチンはOBOGのりこちゃんと一緒に立ち上げたこども食堂。ボランティアの中心はこども若者です。しかも2周年!すごい! みんなで一生懸命、調理やプレゼントの準備をしました。 来てくれたこどもたちとスノードームづくりのワークショップもしました。ちいさな手と

        自分の優先順位をあげること

          2022年度も始まりました!

          こんにちは。もものえりこです。 実に7か月ぶりの更新となりました。 全く「日々思う事」になっていないですね。 「今年思う事」 ぐらいにした方が気持ちが楽になるかも・・・と思いつつ 今日は近況について書いてみたいと思います。 2022年度も無事にまなびやももの活動を継続することができます! ありがとうございます! 日々応援してくださるみなさんのおかげです! 毎年、次年度の計画や予算獲得にトライしていますが本当にひやひやするものです。 子どもたちと、仲間たちと

          2022年度も始まりました!

          助けてって言う勇気

          全然更新できず、前回のブログから早いもので5ヶ月以上経ってしまいました。 自分用の日記のようなものなので、もし読んでくださっている方がいらしたら、気長にのんびり待ってもらえるとありがたいです。 さて、すっかり秋の風が吹く季節になりましたが、みなさんはお変わりありませんか? 私は最近、体調を崩していました。 持病の偏頭痛が続き思うように動けなくて、はがゆい時期が続いたのですが、ももをなくしたくはないと思い、身近な人たちに「助けて!」「力を貸して!」と言うことにしました。

          助けてって言う勇気

          ETIC.花王社会起業塾を修了しました

          本当に中身の濃い9ヶ月間でした。社会起業塾の学びを振り返ってみます。 ( https://kigyojuku.etic.or.jp/2020/09/16/9月から始まる半年間の社会起業塾本科プログラム/ ) 1 メンタリング メンタリングは社会起業塾の醍醐味のひとつだと思います。社会起業塾の期間、チャンス・フォー・チルドレン今井さんやケアセンターやわらぎの石川さんをはじめとするメンターの方々やETIC.の方々から何度もいろんな問いをいただきました。これらの問いのおかげで

          ETIC.花王社会起業塾を修了しました

          31歳になりました!

          先日31歳になりました!  毎年誕生日は大切な山がいくつも重なる時期で、自分のことは後回しになりがちなのですが、お祝いのメッセージやメール、またお手紙やプレゼントなどいただいた皆様ありがとうございました! 心にとめていただいたことが何よりも嬉しいです。 30歳の1年はなんだか節目になるようなことの連続で、自分自身と向き合う、またパートナーである貴大ととことん向き合う1年になりました。たくさん話し合って、これでもかというぐらい喧嘩をして!笑 あっという間の1年でした。

          31歳になりました!

          ももを続けるということ

          私、2018年の7月にまなびやももを始めてからずっと思っていることがあって それは、ももを続けていくということなんです 熱しやすくて冷めやすい 思い付いたら即行動 何をやっても続かない そんなタイプなんですが、ももだけは続けていきたい ももで出会った子どもたちが若者になり大人になり、いつでもただいまって帰って来られるような場所であり続けたい だから、長く細く続けていきたいと ももだけは守り続けたいと思っています あとは、成長し続けたい まだまだ知らないこと

          ももを続けるということ

          りこのキッチン仲間募集中

          とっても寒いですね〜 学生時代、原付が雪に埋もれていたのを思い出しながら、香川はあったかいなとしみじみ感じております。 最近のももは新しい風がばびゅーっと吹いています。 昨年末より動き出したのが 「りこのキッチン」という子ども食堂プロジェクトです。 ことの始まりはももに来てくれている女の子 りこちゃんと11月に食に関するイベントに2度ほど一緒に参加したことでした。 どちらのイベントも、作る過程でいろんな食材に触れ、色やにおい、五感をフルに使いながら調理に取り組んで

          りこのキッチン仲間募集中

          2021年もよろしくお願いします。

          新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 10月に女木島で自由を手に入れて開放的になり 11月にタスク過多でキャパオーバーになり 12月に自分を取り戻しかけたら年末になり 今に至ります。 2020年は、本当に出会いの一年でした。 私たちは香川県高松市で活動をしていますが、全国に仲間ができた年だなと思います。 ETIC.社会起業塾イニシアティブでは花王社会起業塾のメンバーとして採択いただきました。 綺麗に学びの連続ですというよりは

          2021年もよろしくお願いします。

          女木島①自由を手に入れる

          先日、ある課外講座で女木島を訪れた。 香川に生まれ早30年。初めての女木島だ。 私は海が大好きで、船も大好き。 だから島に向かうフェリーももちろん大好き。 初めての場所に行くことも大好き。 (自分の意思で行く場合に限る) 強い風に吹かれながら、もくもくと船は進む。 女木島はとても風が強かった。 集合写真を撮ろうにも髪が舞い上がってしまい顔面を覆われてしまうぐらい。 島旅では初めての電動自転車に乗った。 直島に行った時は横着して自家用車でフェリー に乗り込み

          女木島①自由を手に入れる

          一般社団法人ももを設立しました。

          令和2年8月31日 一般社団法人ももを設立しました! いろんなタイミングが重なって、今になりました! 法人化っていうとなんかすごそうな感じですが、ももの場合すごいのは理事に入ってくださった方々。 ことでんグループ代表の真鍋康正さん。 ももをはじめてすぐの冬、真鍋さんから私たちに連絡をくださりました。 そしてわざわざももまで来てくださったんです! その後も、子どもたちのことをいつも気にしてくださり、コロナで休校だった期間には「ももカレッジオンライン」にゲストとして

          一般社団法人ももを設立しました。

          そのまんま

          3月からブログが止まっていました。 季節は春から夏に変わり、セミの声も大きくなってきました。 この数ヶ月間、なんだか落ち着いて自分の気持ち、感じていること、考えていることに向き合うゆとりがなくなっていたのかな。 まぁ、それもそのままの自分でいいか。 できていなかったことよりも 今日再開できていることに目を向けたいと思います。 この数ヶ月間で、いろんなことが変わりました。 まったく変わっていないこともあります。 本当に大切にしたいことは何だろうと自問自答したり、

          2019年度ありがとうございました!

          2019年度を無事に終えることができ、少しだけふっと息ができた気がします。 2年目の居場所は山あり谷ありながらもゆるやかに継続することができました。 応援し支えて下さるみなさんのおかげです。 もちろん利用してくれているこどもたちや保護者の方々のおかげです。 ありがとうございます! お世話になったみなさんに、直接お会いするのは難しいかもしれないけど、必ずご報告させていただきますね。 私ほんとに一つのことをコツコツ続けていくっていうのが一番苦手で、新卒で入社した会社に

          2019年度ありがとうございました!

          2011年3月11日

          9年前、20歳、まだ大学生のときでした。 下宿の部屋に居たら少しだけ揺れて怖っ!!と思ったらすぐに香川の母と祖母から電話がかかってきました。 近畿地方がどれぐらい揺れたか心配して電話をかけてきてくれたけど、私のところは大丈夫でした。 いつもはあまりテレビを見ないけど、小さなブラウン管のテレビの前であまりの衝撃に動けなくなったのを覚えています。 大学は春休みに入っていたので、バイト先に無理を承知で相談し、それから急いで帰省し家族と再会できたことに心から安心しました。