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朝活にありえない名前がパワフルすぎて参加を決めました

夏休みの3度の飯炊きミッションを終え、待望の2学期が始まりました。
喜んだのも束の間、こどものお弁当作りが毎日の家事タスクに戻ってきたのでこれまでより早く起きているのですが、更に早起きして5日間だけの朝活に参加することにしました。

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こんにちは、小林恵梨子です。
困った時のコーディネート提案が、手持ち服でプロか届くコーディネートアプリ「ミニスタ®」を運営中です。
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今日はその朝活のDay1で、アウトプットを勧められたのでやってみることにします。
ただいきなりアウトプットを語るより、そもそもの出会いもインパクト強めだったので、まずは参加するに至った経緯を少しだけ書いてみます。

HUNTER CITY朝活を知ったきっかけ

始まりはナンパでした。しかも女子からの!

最近は連絡ツール、そして子どもとの思い出のアルバムをアップロードしたり、たまに生存報告をする場となっているFBですが、ある日事務局の方からDMを頂きました。

SEVENという「将来性のあるスタートアップの若手起業家を支援したい経営者で構成されるエンジェル投資家コミュニティ」の方だったのですが、何も知らなかったので、基本中の基本、まずはググります。

だってそもそも「若手」ではない。。。
出てきたのが光さんだけだったら丁重にお断りしていたと思います。。。
でも、実際にSEVENを通じてエンジェル資金を得た同郷の人工芝の男性は年齢も近そうだし、山本さんは、もし私の弟が生きていたら同じ歳です。

そして、検索して出てきたForbesの記事にあった「日本でシンジケートファンドをやると、現行の金融法に抵触してしまう」「シンジケートファンドを作るのではなく、厳選した起業家のピッチをオンラインで開催し、エンジェル投資家と起業家が繋がる「場の提供」をするという形で、セブンを設立」のくだりを読んで納得しました。

アメリカでは、経営者が仲間内でファンドを作って出資をする「シンジケートファンド」が主流になっています。あるスタートアップに出資したい人を集め、投資先1社ごとにファンドを作り運営していくものです。

前述のForbes記事内の戸村さんのコメントより

かつてからファンのシリコンバレー在住のエンジェル投資家Jason Calacanis氏もよくシンジケートの話をしていて、日本ではFUNDINOが近いのかな、などと思っていたところでした。

タイムリーなことに、先日もJCのコホートのピッチを久しぶりの家族との(しかも義理の両親も巻き込んで♪の)旅行先のロサンゼルスで聞いたところでした。

勝手にJCのファンなワタクシ。西海岸の同じタイムゾーンでリアタイでPublic Demo Dayに参加できた!嬉しい!(日本時間だといつも3-5時🥲)

7名のファウンダーの英語ピッチの表現しかり、質問への答え方も唸るしかない準備っぷり。

JCのこのコホートのチェックサイズは100kと決して大きくはないけれど、毎週のピッチの練習で質問の傾向を分析できたりデモデーで世界中の投資家にアクセスできるのはすごいことだと思う。

来週のアメリカでのピッチに使えますように🙏

8/13 自分の投稿

わたしが彼のどのくらいファンかというと、若い時にバーで重い瓶ケースを運んでいたことがあるとか、家族構成や食べ物の好みを知っている感じです。
アーミーをやっているのではなく、すべて彼のポッドキャストを聞くと知ることができます。笑
以前Founders Universityというオンラインの勉強会に参加したことがあるので、密かにSlackのコミュニティに入っていたりもします。

さて、話がアメリカまで飛んでしまったのたので、場所を日本のSEVENに戻しますね。

出会いのタイミングがすごい

そろそろ資金調達も射程距離に入ってきたと感じているのですが、分野やトラクションやタイミング的にVCからのファイナンスは少し難しいかなとも思っています。
だってトラクションが積み上がるほど粒度が上がるので、お互いにとってハッピーで建設的な話し合いになります。

そんなタイミングで私のことを見つけてくださり、声をかけてくださった事務局の方には感謝しかありません。

… とは言ってもまずは2回のピッチで勝ち進み、そこからSEVENの基準を満たした場合のみ投資家さんへピッチできるとのことなのでなかなか道は険しそうです。
(私は留学から戻るのが遅く、2000年という超就職氷河期で受けることができたのはたった2社。1社はファイナルで本社地区の人選に負け、採用してくれた会社は最終月の採用枠だったという奇跡を思い出しました。あの時も何度も面接がありました。)

そして改めて、エクイティファイナンスかデットかもう少し自己資金でいくのかを時流を見ながら決める必要があります。
とはいえ、さまざまな角度から魅力的だったSEVENなので、まずは起業家の育成フェーズである朝活SEVEN LAUNCHに参加させていただくことにしました。

SEVENは「2020年8月にChatwork(チャットワーク)創業者である山本敏行(さん)と、企業や投資家の評価サービスを運営する「hackjpn」のCEOで投資家としても活動する戸村光(さん)が創設」されたそうですが、お二人の出会いやバッググラウンドが素敵でぜひ挑戦したいと思ったのです。

これからの日本にポテンシャルを感じた

早速FBコミュニティに参加したのですが、そこで実は若干不安になりました。
「知り合いがひとりもいない・・・」

私は2018年にシンガポールから日本に戻り、その後東京都の女性起業家支援プログラム「APT Women」になぜか紛れ込んでしまい今の事業を始めることになったのですが、おかげでその界隈のネットワークが多少あります。
(周りはすごい女子ばかりで、かつ面倒見も良い姐御たち。)
なので、1000名近いアントレプレナーや志望者がいたら知り合いくらいはいてもおかしくないはず。

そしてすぐに悟ります。
彼女たちのステージはもっと先だから、ここにいるわけないやん!と。笑
更にはSEVENは脱東京集中を謳われているので参加者も当然全国各地から
今朝はじめましてのご挨拶をした朝活同期にはシンガポール在住の方もいました!

もちろん私は創業者のお二人も知らないし、朝活卒業生の中に唯一、夫の知り合いを見つけたくらい。
そんな中飛び込んでみようと思ったのは、逆に近いパッションを持つ方が全国に1000人もいるんだと知れたことが嬉しかったから。
そして怖いもの知らずの私は持ち前のフットワークの軽さで参加を決意。

そしてなんと言っても、朝活のZOOM用にと渡された背景画像の文字がパワフルだったのです。

「進撃」

私はテレビを観ないので知りませんでしたが、ミュージカルにもなったアニメからきたのか、アメリカ的発想なのか。だってattackですからね。HUNTER CITYというだけあって。
そしてadvanceという意味合いも大いに込められていると思っています。
(後から知りましたが、アニメからでした!)

ミニスタのサービスはコロナ禍を経て当初の計画からかなり諸々が遅れているので、むしろattackするのは自分自身。
5日間の内容は自分で近いワークをやったこともあるし、これまで学んで知っていることもありそう。
でもここで改めて初心に戻りたいなと思ったのです。

実際に事前の自己紹介スライドへの記入で過去のピッチ資料を振り返ったし、ここのところ各所への申し込み作業もしていたので振り返りがシンクロしました。

自己紹介スライドより

自己紹介:
12年の海外経験(南アフリカ/アメリカ/シンガポール)。
人生の舵取りは自分で派、そのための努力は厭わず行動もし、困っている人には手を差し伸べる、ビッグハートお節介な博多女。
南アへ奨学金付き留学第1号+奨学金を軍資に大西洋を渡り1ヶ月の南米バックパック旅行。
夫のアメリカ駐在帯同中に修士課程修了、シンガポール駐在中に希少な外国人個人事業主として起業、その後現地に法人設立。
東日本大震災時にはシンガポールから3度のボランティア渡航支援、毛布5000枚、被災3県832名へ重機免許取得支援など、子供が生まれた後もミッションを感じたことをやっています。

自社の事業内容:
勤務地バングラデシュでアパレル工場の倒壊や火災現場を目の当たりにし、誰かが作ってくれた服が死蔵されたり簡単に捨てられてしまう社会を楽しく変えたいと手持ち服でのコーディネート提案が予定や天気に合わせてプロのスタイリストさんから届くプラットフォーム【ミニスタ】MINUTE STYLEを運営しています。
私自身が着る服を見直し人生が好転した経験から副業でパーソナルスタイリストとして活動しクライアントの悩みに向き合ってきたことをカタチにしてみました。

ギブできること:

  • あなたをの目標を達成するための外見戦略・プレゼンスビルディングのお手伝い

  • 結婚20年でも(好きなことをしながら)パートナーと仲良くするコツ・そんな相手の見極めポイント伝授

  • 純ジャパ・non帰国子女のための英語の発音クリニック(過去インタビュー抜粋音声)

  • 中学受験のための英語トレーニング(半年で帰国子女・小6がTOEFL iBT92+英検準1→人気校英語科へ)

自分理念:
自分の中の松明(トーチ)の火を灯し続ければ、どんな暗闇でも歩いていくことができます。周りのトーチが暗い時は火を分けることもできるし、相手のためにと灯した火が自身を照らしてくれることもあります。
起業は社会をより良くしていく手段だと信じ、困難に挑戦し続けるのみです。

企業理念: 地球の未来を共に創る

HUNTER CITY 進撃のWEEK #DAY1

「自分理念設計術・生きる軸を見つけよう」

戸村さんの動画を視聴して学ぶのですが、初日の今日はブレない軸を持ち応援を得るための自分・企業理念の設計です。
過去を振り返り、自分の行動や考え方の特徴を明確にします。
戸村さんの振り返りは事前に動画でも拝見しましたが、共感しかありません。
とても素敵な経験と理念をお持ちです。

そして九州の田舎の公立で育った私とはそもそもの地頭も違うでしょうが、アメリカに渡ってからのサバイバル力もすごい。
そのdriveを知れた気がします。
そのdriveが理念と重なり、できる事と求められる事が重なったことをやる時に私たちのタレントが生かされるだと思います。

今の自分に至る主な基軸

自己紹介にもかなり書いていますが、これまでを振り返り行動や考え方の特徴を抽出しまとめたいと思います。

幼少期は「困った人がいたら助けてあげられる人になりなさい」「世界中に友達を作りなさい」等と母に教えられ育ちました。
父方の祖父は小さな町の議員、叔父は会社経営者です。
そして祖父母4名中2名が100歳ないし90代後半までの大往生、祖母の一人は90代後半でまだ健在の長寿DNAを持っているようです。

そんな私の人生のほとんどのステージで周りから変な人だと思われていたと思います。
育った環境がすこぶる後進的だったこともあり(だって時は昭和、場所は九州)、コントラスト感強めでした。
当時南アへ留学する人はいなかったし、夫の駐在中に大学院に行ったり(@アメリカ、以降全てシンガポール)、選んで自宅出産したり、駐妻という立場で会社作ったり、子供を置いてバングラデシュに仕事をしに行ったり、先に夫を日本に帰して子供と残ったりする人はあまり見当たりませんでした。
(山本さんの運営されるYoutubeチャンネルの起業家の条件、ほぼ全てクリアしていました。。。)

でも別に好んで変な人をやっているわけでは決してなく、これは私にとっては自分の人生の舵取りを自分で選んでやっているだけです。
周りの常識ではなく自分がやりたいかどうか
そして、結婚してからは家族に賛成してもらえるかどうか(してもらえないこともあったのでその度にピッチし説得。笑)・もしくは迷惑をかけないかどうか。

起業に直接関係したのは幼少期の母からの教えに加えて、

  • 元々容姿に自信がなかったところから、着る服を見直して人生が好転した経験をしたこと

  • それがきっかけで他の人にも同じ経験をしてほしくて、副職でパーソナルスタイリングの仕事をクライアントのお困りごとに向き合っていたこと、同時にパーソナルスタイリストとして継続的な収入を得ていくのが(リピート性の低いビジネスであるため)難しいと感じていたこと

  • バングラデシュでアパレル縫製工場の倒壊や火災事故現場を見て、誰かが作ってくれた服が大切にされるにはどうすればいいか考えたこと

などがあります。

私は高校生の時に「ハゲワシと少女」というピューリッツァー賞を受賞した写真を見て衝撃を受け、そこから難民キャンプで働きたい!→国連で働くという大きな夢を持ちました。
当時はインターネットもなく、当然周りにそんな大人もおらず、そのくらいしか選択肢を思いつかずに。

そこに向かう最短ルートを今なら当時の私に教えてあげられるのですが、全く知識も情報もないまま突き進み、アメリカから戻り、当時神戸にあった国連人道問題調整事務所というところで、まずインターンのチャンスを掴みました。
そして職員にはなれなかったのですが、コンサルタントとして晴れて就職をすることができました。
その後はもっと現場で仕事がしたいとNGOに転職するのですが、この経験を通じて自分が得た物は、夢や目標がありそこに向かって努力を続けたら形が変わることはあっても叶うという体験です。
それと同時に自分はより良い自分を目指す資質があることにも気づきました(最上志向@ストレンクスファインダー)。

企業理念があなたを進撃させる

今私が挑戦しているのは過去の自分の体験以上にハードルが高いものだとも知っています。
プラットフォームなので2つの事業を同時にやっているようなものであることも。

着る服に悩む時間がもったいない。
服選びが苦手なせいで周囲から評価されないのは、もっともったいない。
分からないからと適当に服を買って死蔵させるのももったいない。
プロがすぐそこにいるのにそのスキルを活用しないのはもったいない。
そして、地球規模の負荷や誰かの健康や命をかけて作った服が簡単に捨てられてしまうのが悲しすぎる。
捨てられた後もほとんどリサイクルされずに処分されていて、そのエネルギーももったいない。
もっと言うと、国を超えて古着として輸出され、地場のファッション産業が育たないのも機会ロスでしかない。

そんなたくさんのことをいっぺんに解決したいと生まれたのがミニスタです。

もしかしてもっと他の手段でも、叶えたい未来を実現できるのかもしれません。
ですが検証と改善を続けミニスタのサービスを世に出すまでは、素人の私には成功の確率は分かりません。
もちろん数字がとても低いことも知っています。

それでもこれまで私を進撃させるのは、「地球の未来を共に創る」という企業理念があるからです。

今朝のワークでのキーワードを自分史と重ねてみました。
自分らしさを大切にするには自分軸で行動できると良いことを私は経験を通じて知っています。その個人成果をサポートできるツールとして個別最適化された外見の戦略も大いに取り入れると効果的です。私はその場を創造することで人々の心が豊かになることと未来を創ることに貢献します。

外見に自信が持てたら、周りの評価があったら、もっとパフォーマンス上がるじゃないですか。
パーソナルスタイリストさんの埋もれているスキルが引き出させたら、どれだけ多くの人が素敵になるんでしょう。
苦手だったり、時間がなくて面倒だと思うことは得意な人に任せちゃえばいいんです。
ちなみに私たち一人ひとりが1着の服を1年長く着ると年間4万トンの衣類ごみの削減につながるのですが、だったら買った服を少しだけ長く着られるといいですよね。
毎回同じ組み合わせだと自分でも飽きちゃうから、手持ち服でのコーディネートを提案してもらい、新鮮な気持ちになれたらいいですよね。

そんなこんなを皆んなでやれたら、より良い未来を創れると真剣に思っています。

2日目以降の朝活のレポートは公開アウトプットしにくい内容も多そうなので、初日の今日は頑張りました。
貴重な振り返りの機会をありがとうございました。



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