思い出話・・ゾウの置物

先日、友人二人とお酒を少々飲みながら話していて、過去の話になりました。私がまだ、今のお仕事と事務のお仕事をかけもちしていて、転職を繰り返していた💦ときのことで・・10年以上前だったと思います。
私は、ある温泉ホテルの事務のお仕事をしたのですが、そのホテルのおもしろ不思議話しです。
そのホテルは、以前の経営していた会社が倒産し、それを引き継いだ会社が運営しはじめて、そこへ私が勤めたのでした。

勤めだしてすぐ、ロビーの一角に、なにかエネルギーの入っているゾウの置物があることに気づきました。
すると、そのゾウの置物の前を通るたびに「帰りたいよ～、帰して～」と聞こえてきます。そのゾウの置物は石でできていました。
きっと石の精霊なのでしょう。
「えっ、どこに？」
「国に帰りたい」
「えっ(;'∀')、あなたの国どこ？」
「インド」・・・(・。・;　（確か、インドだったと思う）
「それは、ちょっと無理だよ～～」と私。。。。
なにしろ、その石のゾウは高さが１メートルくらいで重さはきっと１００キロ以上もありそうなのです。
すると、「海の見えるところまで連れて行ってくれれば、帰ることができる」と言うので・・・
ん～～～～(-_-)　　ムムムと思いながらも、その時の部長に、それをそのまま言ってみた(;^ω^)
すると、そういうことを分かってくれる人だった！！！
そして、部長は施設係の男性二人と部長の3人で、そのゾウの石を海の見える窓際へ置いてくれた(^・^)
すると、その石の精霊は海を渡ってインドに帰ったらしく・・・
その後、石の前を通っても声は聞こえなくなった。。。
「あぁ～よかった」と、わたしは安心したのでした。
その後、おかしな人扱いされるかなと心配したけど、そんなこともなく、そのまま１年お勤めしました。

最近、私はインドのかわいい女の子と知り合いになり、毎日のようにメッセージをやりとりし、お国柄というか・・・、やはり国が違うと、いろいろ考え方や常識や毎日の過ごし方も違うんだな・・と、勉強させてもらっています。
この女の子は、あの時のゾウさんの贈り物かしら・・笑笑

このホテルでは、いろんなおもしろ不思議話しがあったけど、もう一つ忘れることのできないことがあります。
そのお話は、また時間がある時に書きますね！