見出し画像

オート撮影を卒業したい理由とZ30

オート撮影を卒業したい。

と、思ったことはありませんか?

撮影のノウハウは動画や書籍などから知ることもできます。
が、私はプロから対面で習うことで、オート撮影から卒業できました。

撮る目的や場所、どのように表現したいのかを自分でしっかり考えて、カメラと向き合い、設定していく大切さを学んでいます。

また、新しく買ったNikon Z30は、楽しく撮影を続けるモチベーションになっています。


最初のカメラ

10数年前に初めて購入したミラーレスカメラは「OLYMPUS PEN Lite E-PL2」です。

当時、登山に熱中していた私は、山頂から眺める景色や高山植物の写真をきれいに撮りたい一心で、コンパクトで軽いミラーレスカメラを探していました。

インターネットでの口コミをチェックし、有名メーカーの中から目星をつけ、シルバーボティがかわいいPEN Liteに決定。

PEN Liteは他の機種と比べて軽いとはいえ、重いザックにズームレンズとカメラ本体を加えると、思っていた以上の重さです。
当時は若く、あまり休憩しないスタイルで登山していたため、カメラを出して、液晶画面から撮影モードに設定することが、面倒に感じることもありました。

このような状況のため、いつでも「オート撮影」

いつの日か登山のカメラは、重くて設定が難しい(わからない)ミラーレスカメラではなく、軽くて設定が簡単なスマートフォンに変わってしまったのです。

「きれいに撮れる」だけ考え、撮るまでの準備やシチュエーションを想定せずに、カメラを買ってしまったと反省しています。

プロのフォトレッスンへ

2023年、引っ越しをきっかけに庭でのガーデニングにのめり込みました。DIYや草花を記録したいとの思いが募り、久しぶりにPEN Liteで撮影しようと思ったのです。

オート撮影できれいに撮れていますが、何かしっくりときません。

原因を考えてもわからないため「プロから対面で習おう」と、気になっていたフォトレッスンに申込みすることにしました。

フォトレッスンでは、カメラの構造や絞り、ISO、ホワイトバランスなど、「カメラ撮影の基本」から学びます。講義の後はレクチャーを受けながら、先生がコーディネートした花束や小物を「シャッター優先モード」で撮影。

ついに「オート撮影を卒業する」日がやってきました。

フォトレッスンでPEN Liteが再活躍するはずでしたが、コンセプト通りの設定が搭載されていなかったり、液晶画面と小さいボタンだけで調整すると、手のひらがつりそうになるのです。

見かねた先生から、Nikonカメラを借してくれることになりました。先生の
カメラは…。

持ちやすい!設定しやすい!液晶もくっきり!

すっかりNikonのとりこになった私は、先生に新しいカメラを買うことについて、相談することにしました。

先生が勧めてくれたのは、Nikon Z30。
「値段の割に機能が良いし、動画も撮れるのよ。」

あらためてZ30について調べてみると、自分の希望にも合っていたため、思い切って買うことにしました。

Nikon Z30の特徴

Vlogカメラ」です。
VlogとはVideo blogの略でブログの動画版。1台でミラーレスカメラとして、また、高画質な撮影もできてしまう、優れものです。

実際に、Nikon Z30を使って、気に入ったところは、以下のとおりです。

・本体は10万円以下。他社の同グレードに比べると少し安い。
・本体は405gと軽い。
・シャッターのグリップ部分がホールドしやすい。
・基本的な設定ボタンは本体の上部・前面・背面の使いやすい位置に配置。
・モニターを本体から開いて、角度の調整ができるため、自撮りができる。(バリアングル式)
・撮影したあとに、画像をスマホに転送できるら仕組みもある。
・動画は4K。

注意点は、ファインダーがないため、屋外で日差しが強い時は、液晶画面が見えにくいことです。

「オート撮影を卒業したい」もうひとつの理由

ネットの動画や雑誌からカメラの知識は得られても、もの足りないと感じたら、プロから習うことをおすすめします。

きっと、新たな発見が、あるでしょう。

新しいカメラで撮影するのも、これまでにない表現ができると思います。

オート撮影を卒業して、オリジナルに撮りたい。と考えた背景で、もうひとつ、気がついたことがありました。

それは、
「まわりに流されない。自分らしく暮らしていきたい」気持ちです。

カメラ=自分

自分らしく暮らすことが大切と気づいた今、カメラだけでなく全ての見方が変わってきていると感じています。

オート撮影から卒業したいと思ったあなたも、オリジナルの人生を歩み始めたのかもしれません。

カメラを通じて、自分と向き合う時間を大切にしてください。

Nikon Z30




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?