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【クルーズ客船で行く】ピトケアン島(どこ?)~Pitcairn Island

皆様はピトケアン諸島(Pitcairn Island)をご存知でしょうか?

わたしは場所どころか、聞いたこともありませんでした。

なんと、この諸島の周囲300 kmには、他に有人島は無いそうです。すごい場所、、、ど真ん中にポツーンです。

この島はイングランドの海外領土で人口は約45名。火山性(最高峰が355 m)の島で、面積は4.50 km2。海岸線は荒波の影響で大半は断崖絶壁か、岩がごろごろしている浜である。そのため、大型の船が島へ接岸するのは難しい。(Wikiより)

というわけで、クルーズ客船では行けないのですが、旅程で寄港地に入ってるんですよ。

なぜ?

なんと!寄港できない代わりに、島の住人(ほぼ)全員が沖に錨を下ろしているクルーズ客船に乗ってきます(しかも自分たちの船で)。

え?ちょっと意味ワカラナイ~という人のために、写真です。

こんな感じのボートでやってくるんです。

ちなみに、この船の板のところはすべて収納スペースになっていて、船内で販売するためのモノが積んであります。

この写真は、島民がクルーズ客船に乗り移るところです。このあと、力のある島民が下の板を外して、荷物をボートからクルーズ客船に移していきます。

この日の船のスケジュールをざっと記します。

スケジュール

午前9時頃:島民乗船

午前10時頃:船内の大きなシアターにて、島民による、ピトケアン島についての講義
これは生配信されるので、ゲストはお部屋のテレビで楽しむこともできます。
※この講義中に、他の島民は、船のプールがあるデッキにて(半屋外)、物品販売の準備をします。

正午:お土産販売スタート
ピトケアン島のTシャツ、マグネット、ポストカード、手作りのハチミツ、木彫りの置物やお皿、船など販売。※現金のみ
ちなみにこの木彫りシリーズ、素晴らしい出来栄えです。
スーツケースにスペースがあれば是非買いたかったよ。

午後4時前後
島民が、最後に歌を歌ってくれてます。かなりレアでございます!で、バイバイ

ピトケアン島からのポストカード

ピトケアン島からポストカードを出すことができます。ピトケアン島の切手も販売してます。書いたポストカードに切手を貼って、物品販売してるところにある指定の場所にポストカードを入れるか、フロントデスクに持って行けばOK。

ちなみに出したポストカードは届かないこともあるそう(笑)

わたしはポストカードがどうなるのか気になったので、近い未来の自分に向けたメッセージとともにポストカードを送りました。

ちなみに半年後くらい?に届いた!ちょっと感動(絶対捨ててないけど捜索中、見つかり次第UPします)

マグネット

マグネットの裏には、そのマグネットを、島の誰が作ったのかというサインが入っています。
小さい島ならではですね!素敵!ついでに木彫りの置物などにもサインが入っててかなり素敵でしたが、お土産は軽いものしか買わないと決めてますので買いませんでしたよ。

マグネットには切手が貼ってあります。素敵だけど5ドルもします。

手作りのハチミツ

これは人によって様々で、美味しい!っていって何個も買ってるクルーもいれば、「オレの国でハニー作ってるけど、これはハニーって呼ばないぜ」とか言ってる人もいて、意見が分かれるところです。

わたしも1個買ってみました。

うーん、普通。はちみつ博士じゃないのでよくわからないけど、いつも日本で使ってるハンガリー産のアカシヤのはちみつの方が美味しいかな?

ちなみに、船はこのあとニュージーランドに行くんですが、このはちみつは食品を厳しく規制してるニュージーランドに持ち込めないので、ニュージーランドで下船するゲストは、買わないか、下船する前に使い切るかの2択です。

ピトケアン島の住民について

島には駐在のドクターがおり、1年ごとに契約してるようです。

教師も1年契約で交代で居ます。現在生徒は3名だそう。ニュージーランドが援助してくれてます。

子供はある一定の年齢になるとニュージーランドで勉強も出来るそうで、その後はそのまま移住することが出来ます。

そんなわけで島の人口は減りつつあります、、、

でもでも、黙ってこのまま無人島にしちゃうわけにもいかない!というわけで、この島は移民を募集しております。6ヵ月住んだらちょっとした土地も貰えます。興味のある方はこちらまで。http://www.immigration.gov.pn/community/the_people/index.html

ちなみに現在はドイツ人男性が一名住んでるようです。このまま一生住むかは謎ですがね。

マネージャーってこういうときにいいな

えー、ピトケアン島には下船できないと冒頭に記しましたが、例外があります。

そうです、キャプテンやマネージャーだけ行けるんですー!

羨ましすぎる!なぜ偉くないのだ自分!

キャプテンと副キャプテンのどちらかは船に残っていないといけないので、副キャプテンはお留守番でしたが、そのほかのありとあらゆる”偉い人”は島民が乗ってきたボートに乗りこんで島に行きました。

あれ?じゃあなんでゲストは行けないの?

ミステリーですね。これは噂によると、島民が見られたくないものや習慣などが島にあるので、よそ者に勝手に動き回られたくない。というのがあるとかないとか。

ま、それは嘘か本当か分かりませんが、一度に限られた少数の人しか行けないのは事実でございます。ほかのクルーズ客船はゲストは下船してるのかな?気になる。ホームページではそこまで書いてないの~気になるぅ~。
知ってる人がいたら教えてください。

ピトケアン島の歴史

歴史、好きですかー?対して好きじゃない人も、ピトケアン島の歴史は面白いし、知っておくと、どっかで話のネタにもなるでしょう!という歴史です。

バウンティ号の反乱とかで検索すると出てきます。

まとめ

えー、全然行かなくてもいいところだけど、知っておくと面白いところ、それがピトケアン島でございます。

えー、ここ行くんなら普通にタヒチでのんびりしましょう。と言いたいですね。行った友人から写真とお話を聞いて、今度は島内について記事にしたいと思います。お楽しみに。島でドローン飛ばしたんですって、いいなー!

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