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サイト診断のケーススタディ(どこをリニューアルすればいいかわからない)

お問い合わせ内容

ホームページリニューアルを検討していますが、そもそもどこをどうやってやり直せばいいのか分かりません。改善した方がいいところを教えて欲しい。(WEBサイトURL:**************)

相談者様の背景(WEBリーディング)

相談者さんは 食品加工業の会社です。地域への卸販売が中心です。創業は50年で、ホームページは10年前に作ってから変えていないようです。ページ数は5ページです。TOP、会社案内、取り扱い製品、製品の特徴、会社の取り組み。新着記事の投稿はありませんが、トップページに更新のお知らせが記載されています。タイトルは「◎◎の食品加工 株式会社◎◎」。概要文は設定していないようです。お問い合わせフォームはありません。SNSはやっていません。動画は発信していません。

上記は診断実績にもとづくペルソナで、架空の事例として作成しています。


診断

ホームページリニューアルの検討について

リニューアルにあたり、何を検討するかという前に、そのきっかけを整理します。ホームページを最初に作られてから時間が経過しているようですので、作ったときの記憶を当時の予算とともにたどってみてください。そして、リニューアルしたいといつ思い始めたか、それは誰かに言われたか、例えばホームページをみて電話したお客様から情報が古いことを指摘されたとか。リニューアルにあたり目的・目標は、と考えるまえに、問い合わせをするにいたった経緯を振り返ってみて下さい。

ホームページリニューアルによる希望

リニューアルをすることにより、相談者様は変化を求めると思います。変化とは、おおよそ向上・上昇・増加など、投資に対して、今よりも状況が良くなることです。売上や注文が増えるのが第一の希望だと思いますが、「あのお客様にみせてアドバイスをくれたお礼がいいたい」「あの人にみてよろこんでもらいたい」など、もっと個人的な目的でも最初は構いません。リニューアルしたあとに期待することを考えてみてください。

直すべきこと

見て頂く人が普段の取引先だとすれば、会社概要をしっかりつくります。地域の方々向けにしたいのであれば、所在地周辺の情報や地域を応援する文面を掲載します。商品を全国に紹介したいのであれば、写真とPRポイント、価格を掲載します。
ひとつだけ挙げるなら「あなたの会社(サービス)を一言で説明して下さい」これがトップページで見る人にわかるようにすることが、直すべき最初の改善です。この段階はリニューアル前なので、最初は現状のホームページに文章の修正をするだけでも構いません。

リニューアルに向けて

直すべきことができたら、今のホームページと比べて、何を追加し何を新しく掲載したいかを考えます。書き出すのに時間がかかるのなら、身内の方や友人と会話をしながらメモをしておくのも良いと思います。これは短い時間で済むものではないので、思い立ったときに書き留めていきます。そうして集まった掲載情報を並べて箇条書きで順序をつけます。これがホームページ構成(サイトマップ)の原案になります。

デザイン

ホームページを依頼する会社に見せるとよいのが、検索で探してきたお気に入りのホームページです。ホームページのデザインには、円滑に閲覧するための機能や表現方法も含まれます。依頼会社は依頼者の希望とお気に入りのサイトをみて、すりあわせをします。どのあたりがお気に入りなのかをまとめ、サイトマップと照らし合わせるとおおよその概算が制作会社には把握できます。問い合わせの際に、予算上限を出しても良いのですが、お気に入りデザインのホームページは、大抵ご自身の想定より高い価格のことがあります。まずはどのくらいかかりそうなのか予算幅を聞いてみるとよいです。

まとめ

ケーススタディは診断実績にもとづき相談者のペルソナと回答を架空で作りました。ホームページをどなたかに作成してもらったが、本来WEBのこと自体が詳しくなく、似たようなお悩み・課題を持つ方は多くいらっしゃると思います。参考にしていただければ幸いです。

画像生成:Canva


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