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ハイブリッドセミナー相談のケーススタディ:講演会の開催

相談内容

都内から著名な講師を招いて講演会を実施します。ハイブリッド型にしたいのですが、オンラインは無料、会場は有料にしたいです。

問い合わせ

セミナー主催者

回答概要

オンラインを基調講演のみ配信する形で、会場では質問コーナー、サイン会・握手会、交流会など有料に価するような価値をつけることで差別化をおこなうことを推奨します。

実施の仕様

会場からの中継配信を行い、配信スタッフを会場におく形は、通常のハイブリッド型セミナーと同様ですが、講演会には様々な演出も想定されます。BGMやナレーション、ゲスト登壇なども考慮して音声入力・カメラの配置を検討します。

実施時の配慮

会場と同じ環境で視聴できることが前提なので、音声入力を直接オンライン配信できれば、複数のカメラ割・切替は必要ないかもしれません。(会場の参加者もみる視点はひとつなので)

実施前後の配慮

講演の目的が有料集客の収入であれば、参加者の情報収集は必要ないと思われますが、事業周知広報の一環であるとすれば、実施後アンケートを設けることがよいと思います。また、講演者によっては肖像権・著作権なども想定されるので、録画はせずアーカイブも流さないことを前提とした方がよいです。字幕等も同様です。

まとめ

エンターテインメントのライブではなく、経費をおさえたハイブリッド型セミナーの延長線上にあるものとして想定しました。有料のオンライン配信はもちろん、仕様を上げれば当然経費も高額になります。

配信は視聴のみという形にして、会場集客と差別化させることが良いと思います。なお、オンライン配信を有料にすることも可能ですが、決済方法、配信不具合のリスクなどもあるため、慎重に検討されることをおすすめします。(配信自体を不可とする場合や、配信をすると講師出演料の上がる可能性もあります)

※ケーススタディの内容は当社実績に基づく架空のものです
※画像生成:Canva


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