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オンライン配信・ハイブリッドセミナーの内容を文字起こしするには?パターンは大きく三つ

はじめに

ビジネスセミナーのオンライン配信は、その内容の記録も大切です。動画の収録だけでなく、その内容を文字起こしすることで、周知拡大や再活用が可能になります。リアルとオンラインで同時に実施するハイブリッドセミナーではさらに重要です。収録映像を保存するだけでは、共有にならないし、後日伝わりきらないことが必ずでてくるからです。ここではオンライン配信・ハイブリッドセミナーにおける文字起こしの主な方法を三つ書きます。

①webミーティングの文字起こし機能を利用

webミーティングツールには、字幕機能や、文字起こし機能が備わっているものがあります(※)。この機能を利用することで、リアルタイムに文字起こしを行うことができます。起こした文字から議事録を作成したり、報告書を作成したりすることができます。

※ベータ版であったり、日本語は試用中、無料で利用できないプラン、等の場合もあります。

②収録後、動画から文字起こしをする。

セミナーの収録を行い、録画した動画を再生しながら文字起こしを行うものです。これは、YouTubeに登録することにより、字幕機能で自動的に文字起こしができます。文字起こしをコピーすることでテキスト保管ができます。

③文字起こしソフトでリアルに記録+AI要約

リアルタイムでの文字起こしがいくつかのソフトで可能です。最もシンプルなのは、音声入力ツールで記録することです。例えばGoogleドキュメントで音声入力を行い、文字を記録していきます。

このことは、①WEB会議や、②の動画収録中でも、デスクトップやラップトップを置いて記録することで、同時に記録可能です。

そして記録した文字列を、ChatGPTやGeminiなどの生成AIで「この内容を議事録にしてください」といったプロンプトを送ると良いです。

現代では、いくつか、議事録文字起こし+AI要約のサービスが出ているのですが、無料でできそうな、上記の方法で試されてから、検討することをオススメします。※WEB会議と自動連携できる文字起こしサービスもあります。

まとめ

会議の内容を文字起こしすることは、情報を周知共有し、成果を大きくするための鍵となります。リアルとオンラインが混在して同時配信するハイブリッドセミナーであれば、なおのこと、その必要性が増します。映像だけでも、文字だけでも伝わりきらない、まさに「ハイブリッドコミュニケーション」が普通になってきています。上記の方法にトライして、動画情報発信のプロセスを改善しましょう。

イラスト生成:Canva


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