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いつか来た道

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人々の魂・エネルギーリーディング記録。 エネルギーを読んでほしい人募集中。
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breaktime 001

音楽を止めた。外音を感じる一瞬の隙間に大切な言葉が聞こえるから。 集中したくて聴く音楽で大切なものを失う怖さを感じることがある。 聴覚をマヒし続ける怖さだと思う。リーディングは時として聴覚優位を必要とするエネルギーの持主がいるからだ。 だから、常に音楽が必要ではない。その瞬時の判断が必要で、何を聞き何を選ぶかはとても重要で、何も聞かないことも重要。自分の感覚を知り行動できることが大切なのだ。 幸い自宅は静けさの中にあり、休息は自然の中にある。

思い出せないけれど、どこか懐かしいにおいがする。

ここはいつか来た道。 思い出せないけれど、どこか懐かしいにおいがする。 徹夜が続き寝不足の頭で歩いていると、途方もなく誰かが侵入してくるのがわかる。 今日は、今もどこかで生きているのだなと感じている。何にに反応したのか、助けを呼んでいるのか?助けられるのか?手助けしていいものなのか?いつも迷ってしまう。 このまま無秩序に歩き回っても実体に会えないと分かっていたので、昨夜依頼された仕事をするために喫茶店に向かった。私の仕事はリーディング依頼されたことをメールでメッセージ送

エピローグ

目を閉じて1日を思い返す。覚えておくことを箇条書きするように思い出し呼吸をする。 知らない人、出会った人、誰でもいい、ありがとうを言えた人言えなかった人に感謝してベットに入る。 今日をちゃんと終わらせるために。 明日に続けるために。

いつか来た道 ​

やっとここまで来た。 距離を縮めるように一歩一歩あるいてきた。 そのことだけが自信になっている。 もうあの頃のように泣くこともない。 もうあの場所には誰もいない。 わたしもいない。 帰るべき場所はない。 生きたい場所があるだけ。 そのことが心を落ち着かせる。 朝起きて伸びをする。 ベットメイクを終え一杯の水を飲みながら、身体と心が一致したことを確かめる。 今日も今の名前を生きるようにスイッチを入れる。 これがわたしの朝の儀式だ。 カーテンを開けると朝日に照らされた