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八方塞がりのママがたった一つできること

できないことばかりが目について、まわりがうらやましくてたまらない。

ごきげんいかがですか?ぺると申します。ことばを産み出してみたい!というみなさまのおもいが行動につながるよう、ことばの助産師として活動をしています。

うちには来月で小学新4年生と新1年生になる子どもがいます。普段はまわりに親族のいない場所で3人暮らし。子どもたちの要望で勉強を教え、身の回りの世話、家事、ことばの助産師としての仕事をしています。

目が回るくらい忙しい。せめて子どもたちが習いごとを通して勉強を身につけてくれたらと何度思ったことか。しかし、ママと一緒にがんばると自信がつく!と言う子どもたちのことばを受け止めて、毎日一緒に取り組んでいます。

今週はさらに試練を受けました。週末にかけて子どもたちの学校と保育園が休校・休園。また、来月から入会予定の放課後児童クラブから第一子の入会保留通知が届きました。入会保留とは、わたしに仕事の時間を約3時間短縮するよう突きつけたのです。

4月から子どもたちは今よりも早く帰宅しますし、長期休みも在宅。他の託児施設がなく本当に困っています。

ピンチの時ってできないことばかりが思い浮かびます。文章を書く時間、読書をする時間、ことばの助産師として仕事をする時間、ひとりの時間。

これらを削らなければいけません。また、何をするにしても子どもたちは私に話しかけてきて、一つのことに集中できません。

正直に申し上げれば、他のご家庭がうらやましいです。周りに支えてくれる親族がいて仕事に集中できる環境がある。子どもたちは習いごとに興味をもち通ってくれるから、ひとりで教え、支える気苦労がない。

一日考えても新年度の対策が思い浮かばず翌朝を迎えました。あれもできない、うらやましいなと思いながら、洗顔していると…。

考えが目の前にふり注いできたのです。まるでお日さまのひかりのようでした。できないよりもできることを見つけてとにかくやるしかない。これがわたしが今、全力で取り組めることだ!と。

文章を発信する身で読書の時間がわずかしか取れず恥ずかしいですが、目の前にいる子どもたちを本に見立てて徹底的に観察して発信していけば良いんだ。そう思いつくと心なしか肩が軽く感じました。

いつも応援をありがとうございます。できないことを取り繕い発信しない。できることがどんなに些細な内容でも正直に発信する。これがわたしにしかできない生きかたです。


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