そうだ、ゲレンデに行こう!
え?
ゲレンデって……
今夏真っ盛りやんか!!!
と思いましたよね?
今回も天狼院書店ライティングゼミで書いた記事です。
今回はOKでした。
ですが、私超絶スランプとネタ切れに陥ってしまい文章が書けなくなってしまったんです。
第3者に読んでもらおうと思うとあれやこれや考え、少し書くの嫌かもなんて思ってしまってました。
そんな時は自分の好きなことを書くといいとアドバイスを受け書いたのがこの記事です。
めちゃくちゃ季節外れですが、これを読んでこの冬ゲレンデデビューしようかなと思っていただけると嬉しいなと思います。
↓↓↓
私はスノーボードが大好きだ。
子供ができてから少し回数は減ったものの、冬になれば週末は毎週のようにゲレンデに通っていた。
ウィンタースポーツをしない人達からはよく言われる。
「毎週行くって、そんなに楽しいの?」
「寒いのに外に行くなんて……」
はい、でもめちゃくちゃ楽しいんです。
かという私も最初はこんなもの2度とやるものかと思っていた。
スノーボードに出会ったのは今から12年前。
当時交際していた相手から
「スノーボードに行こう」
と誘われたのがきっかけだった。
最初は全然気乗りしなかった。
あの板の上に足を固定されて坂を下るなど鬼畜の所業としか思えなかったからだ。
だが相手に説得され、しぶしぶと行くことになった。
いざゲレンデに着き、レンタルしたものの何をすればいいのかわからない。
ブーツの履き方、板のつけ方なんかもわからない。
その上にいきなりリフトを見て、どう乗ればいいのか軽くパニックを起こした。
相手もスノーボード初心者だがスキーには何回か来たことがあり、ゲレンデの勝手はわかる。この時点でもう私のやる気の木は枯れ木になりかけていた。
お互いに初心者ということで、無料のスクールに申し込んでいた。
スクールが始まるまで時間があり、軽く滑ってみようかとなったものの。
まずはリフトに乗り斜面の上に向かうのだが、このリフトもうまく降りることができなかった。挙句の果てに周りの見よう見まねで板を履いてみたものの、立つことができない。
派手に転倒する。身体が痛い。
滑ることができないのでただ人間ボードになって雪の斜面を滑り落ちていくだけだった。
「これの何が楽しいんだか理解できない」
だがもうすぐスクールの始まる時間。教えてもらえばなんとかなるだろうと思っていた私に事件は起こった。
私が休憩所で休んでいるうちにレンタルしていた板がなくなっていた。
板がないとスクールには参加できないと言われてしまったのだ。
今いる休憩所は山の中腹。
板は一番下までリフトで降りて借りるとしても、降りた時点でもうスクールには参加できない。
「終わった……」
そう思った。
「俺が代わりに行って習ってきて教えたるからな」
と彼は意気揚々とスクールに行った。
私は
「もうおうちに帰りたい……」
と半泣きで改めてレンタルしに行きスクールが終わるのをひたすら待っていた。
その後、スクールで板に立つことができるようになり、多少滑れるようになった彼氏が指導してくれはするものの初心者に産毛が生えた程度なので私は立つことができなかった。
時間が経つと自分も滑りたくなった彼は私を放置するようになり、吹き付ける雪とともに私も愛が冷め、冷めた愛は戻らずその後お別れすることとなった。
同時にもう2度とスノーボードはしないと決めていた。
そんな私がいかにして毎週通うほどにスノーボードにはまったのか。
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