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産土神に会いに宮益御嶽神社に行った話。

先日Twitterでも投稿したんですが、久しぶりに産土神にご挨拶に行ったので、そのことについて書こうと思います。

産土神って?
そもそも、なんて読むの?

スピリチュアルに興味を持ち始めたばかりの頃、
やたら神社やら神様やらのことを調べていた時期がありました。
ネットを漁っていると「産土神」という存在を知ったのです。

・・・え。なんて読むの?
正解は「うぶすながみ」です。

産土神とは生まれた土地を守っている神様。最近は氏神と混同されがちだけど、氏神はもともと一族が祀った神様であるのに対して、産土神は産まれた土地の神であり、その人を一生守護すると考えられている。

人は妊娠5ヶ月頃にお母さんのお腹の中で魂と肉体が繋がると言われています。それを操作しているのが産土神なんだとか。

なので、お母さんが妊娠5ヶ月の時点で住んでいた場所を守っている神様が産土神となります。



都会生まれのわたしは産土神はすぐ見つかった。

私の両親は結婚してすぐ、渋谷の宮益坂途中にあった社宅に住んでいました。びっくりするくらい繁華街です。
(住むところあるの?ってよく言われます。)

宮益坂に宮益御嶽神社という高いビルに囲まれた小さな神社があります。
小さくても綺麗に管理された神社で、室町時代に創設された歴史ある神社です。そこが私の産土神です。

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ぜんぜん通じ合ってない感。

自分を一生守ってくれる神様が祀られていると思うと、こちらとしてはものすごく親近感を感じているわけです。オーダーメイド神様みたいな感じで。
場所もアクセスしやすいのでちょくちょくご挨拶に行くんですが、
悲しいかな全く歓迎されてる感を感じられないんです。

「帰れ!」とも言われてる気がしないのですが、なにせ無反応。
手を合わせてる時に風がサワサワって吹いたことはありますが、なんかドライな印象なんです。

数年前にそのことを知り合いのスピリチュアルリーダーの方に話したところ、
「あぁ、あそこの神様は厳しめというか、お堅いんだよね。歓迎してないわけじゃないみたいだから、何回も通って顔覚えてもらってごらん」
と言われました。

いまだに両手広げて待ってる的なウェルカムモードではなさそうだけど、しつこく顔出そうと思います。

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勝手に犬との縁を感じる。

御嶽神社の特徴は狛犬が狼であること。
この狛犬がシュッとしててかっこいいんですよ!

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いわゆるおいぬ様信仰で、三峯神社や御嶽神社は神様の使いとして狼を祀っているところが多いんです。

犬好きだったり、戌年だったり、なんとなく犬に縁がある気がしていて、この狛犬を見た時も嬉しかったです。

そういえば、3年前に呼ばれたような気がして
小旅行がてら行った山梨の金櫻神社もおいぬ様信仰だったなぁ。

この神社すごく好きだった!


流行りのパワースポットより強力では?

生まれる前の魂から守ってくれている産土神。
どこに移住してもずっと守ってくれるなんて、とても心強いですよね。

大きな神社やパワースポットに行くこともいいけど、
自分のルーツを探って、自分だけの特別な神様に挨拶に行くことで
困った時に助けてくれるかもしれませんよ。

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梅も綺麗に咲いてた!春到来ですね。


ちなみに余談ですが、私は全ての神社の大元である伊勢神宮よりも出雲大社に行きたいと常々思っていたのですが、その理由が少しわかった気がしました。(note書いてて気づいた!)

御嶽神社に祀られている神様はこちらの4名。

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左から2つ目に記載された神様は『大国主神』で出雲大社の祭神です。
なんとなく繋がっていたから、気になっていたのかな。

というように、仮説を立てることで次に行きたい神社が決まってくるのです。
ますます出雲大社に行きたい欲が強くなってきました!

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