見出し画像

自分がどれだけの荷物を背負って生きてきたのかに気付かされた4ヶ月でした

去年の今頃何となく夫婦関係が変わってきたように違和感を感じ始めた頃、疎遠になっていた父が余命宣告を受け、両親が離婚するきっかけでもあり長年連れ添ってきた女性の方から連絡が頻繁に来るようになりました。
言葉で攻撃される事も増え心身共に疲弊しながらも姉や母に相談できず1人で抱えていました。
子供の習い事の中でも大きな役割を担い、仕事もフルタイム、家事1人でやっていました。
今思うとあの頃の私は何を想い何を考えていたのかさえ思い出す事が出来ないくらい心も体もボロボロでした。

その夫婦の違和感を夫婦2人で時間を作り話し合いをした所、
主人の口から出てきたのは『もう愛がない。これから先一緒にいれない』と言われ、その後に発覚した不倫をきっかけに
私は日常生活を普通に過ごす事もままならなくなり自分の存在価値を見失って完全に迷子状態でした。

私は必要のない人なんだ。存在価値がないんだ。と思い結婚してからの数十年が無意味だったように思いました。

夫に対して真っ黒な感情を持つ事さえその時の私は自分に許可を出す事ができていなかったんです。
同時に夫が父と同じようにまた私を捨てようとしてる子供達に私と同じ思いをさせようとしていると思うと許せませんでした。

そんな時にたまたまInstagramで絵里香さんのノートセミナーを見つけました。

迷わず申込みました。
初めてzoomした時の記憶でさえ怪しいのですが絵里香さんの印象はとても優しそうな穏やかそうな人だな☺と思いました。ハキハキしているのに声がとても素敵で安心し色々お話しできた記憶があります。
絵里香さんの言葉に背中を押してもらい、とにかくやってみるしかないと思いました。
でもあの時の自分の決断がなければ『今の私は確実にいなかった』と断言できます。

4ヶ月間の中で感じたのは
いかに自分が今まで自分の気持ちに蓋をし続けてきたか。という事でした。この蓋を開ける事、自分に向き合い続ける事、自分から湧き出る色んな感情を内観していく事が辛くて毎日泣きながらノートに向かっていました。

夫との出来事が私の人生の全てを奪っていったかのように被害者思考でいた私ですが、
父の不倫相手の女性の方とのやり取りの中で感じていた事や職場での人間関係で感じていた違和感、そして私自身の生きづらさ…
これは私自身の幼少期に感じていた父と母を繋ぐ事ができなかった自分への負い目や劣等感から『私は頑張らないと役に立てない』『私の事なんて誰もわかってもらえない』が前提にあり自分の本当の気持ちを無視し続け、
自分以外の人のためにやりたくない事、嫌だと思う事でも必要以上に引き受けてやり続けてきた結果、
『何でこんなに頑張ってるのに誰も認めてくれないの?わかってくれないの?』となってしまいました。
頑張ってるはずなのにいつまで経っても自分の心が満たされてるという感覚からは程遠くなっていくようなそんな感覚に近かったと思います。

私がどんな状況でもどんな時でも
絵里香さんは聞いてくれて寄り添ってくれて伴走し続けてくれました。弱音を吐いてもいい、頼っていい、頑張らなくていい。
どんな私でもそのままでそこに在るだけでいい。
人の顔色を伺い、空気を読むように察して自分の気持ちよりも周りの人を常に優先し続けていた私にとってはとても難しく感じる課題もありました。

でも絵里香さんとのやりとりが増えて行く度に自分が背負っていた物が少しずつ自分から離れていくような落ちていくような感覚がありました。

自分でも気づかないうちに、
自分の事を雑に扱っていたんだ。と自覚できるようになり
鈍っていた心地がいいなと思う感覚が戻ってきました。

そこからは何かに背中を推されるように少しずつ自分が見る世界が変わってきたように思いました。

学び始めて変わったのは心だけではなかったです。

私は中学生の頃から生理痛に悩まされ、産後も出血量やPMSに悩んでいたのに加え、ここ数ヶ月は貧血がでるくらいの出血もあったり生理不順にもなっていました。
自分でもいよいよやばいな…と感じていましたが夫婦学を学んで卒業が近くなった頃、生理が来たんですが…あんなに辛かった生理痛も数日前から起こるPMSもなく出血量も多過ぎて漏れてしまうって事が全くなくて『え?本当にこれ生理?』って疑うような生理がきました。

生理痛が始まったのもまた思い返すと父が家を出て行ったくらいの年齢からでした。
あまりの生理痛の酷さに婦人科を受診し検査も何度もしてきましたが原因はわからず。
『体質かもしれないね』の一言で片付けられていました。

そこからずっと付き合ってきた生理痛が夫婦学スクールに飛び込んだ4ヶ月でなくなったのが本当にびっくりしました。体(心)からのサインを無視し続けた私に対するメッセージの一つだったのかもしれないと思います。

夫に対しても私はずっと敵対し戦っていました。夫を敵にして悪者にする事で被害者で可哀想な私を演じていた事にも気づきました。
だけど本当のラスボスは自分自身だという事にも気づいてたくさん絶望しました。

どんどん気持ちがわからなくなっていましたし、素直になれない。強がってしまう…そうやってずっと夫と戦ってきました。
でも私は昔から夫の笑顔が大好きだったんだという事や今も大好きなんだと言う事に改めて気付かされました。
今は自分に向き合うキッカケをくれた夫に感謝できるようになりました。

今でもスーパーウーマンが出てくる時もあって、まだ思い出して泣きたくなる事もあります。
許せないとか怒りの感情が出てくる事もあります。
でも、私は1人じゃないし、頑張りすぎる必要はないし、どんな風に感じても大丈夫。
それも私だし、色んな感情があって大丈夫だよ。と自分に伝えてあげる事ができるようになりました。

絵里香さん、4ヶ月間本当に本当にありがとうございました☺
私の人生の宝物がまた一つ増えました!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?