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030.親子の距離感について

子が家を出た、と先日の記事に書いた。寂しくなるかと思いきや、毎日LINEで連絡がくる。なので特段離れているという感覚がない。そんなわけで、まったく寂しくない日々を過ごしている。

たいていは夕飯時にLINEで通話する。まるで家にいて夕飯を一緒に食べているような感じで、今なにを食べているかとか、何時に帰ってきたとか、その日にあったことなどを、つらつらと話す。

私の学生の時には、LINEどころか携帯電話がなかったし、そもそも親との関係がこんなにも近くなかった。だから、あれ?子どもとこんなに近くていいんだっけ?甘えさせすぎ?自立ってなんだっけ?ってふと思ったりもするけど、関係はそれぞれにつくっていけばよいのだと、いつも思い直している。

ついつい理想の親子関係の距離と自分の今を比べてしまうけど、そんな理想なんて幻想だよな、とも思う。他の人間関係と同じで、自然に離れる時は離れるし、近い時は近くていい。大人になったんだからと、なんだか無理やり手を離さなければいけないような気がしてしまうけど、そんなことはしなくてよいのだった。

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