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プロフィールの似顔絵の思い出

私のプロフィール画像にしている似顔絵は、かれこれ15年以上前に大学時代のお友達が書いてくれたもの。

 若奈ちゃんが書いてくれた似顔絵

当時私は、アメリカのミネソタ州にある、都市部から車で2時間ほど離れた、自然豊かな湖畔に佇む大学に4ヶ月間交換留学をしていて、この似顔絵は日本へ帰国する際のお別れ時に、現地で知り合った友人がプレゼントしてくれたのでした。

絵を描いてくれた彼女は沖縄出身で、とっても温かくておおらかで何事にもポジティブで、一緒にいるだけでホッとするような存在でした。

何かとスピード感のある首都圏で生まれ育った、のんびり屋の私にとって、彼女のようなゆったりほんわかな子に出会ったのはとても新鮮で、なんとも言えない心地よさを感じていました。

自分の似顔絵をプレゼントされたのは、この時が最初で最後なのですが、もらった時に「沖縄では仲良しのお友達とのお別れの時に渡すんだよ〜」と話してくれたのが印象的で、とても嬉しかったのを、まるで昨日のことのように覚えています。

実物より雰囲気があって素敵に描いてくれていますが「これを描いていたときは私のことを思ってくれてたんだなぁ」と思うと、じんわり嬉しくて、今でも宝物です。

そんな彼女も今では男の子2人の立派なお母さんになり、北陸地方でお店を経営して元気に活躍しています。

数年前には家族みんなで私の住むスウェーデンまではるばる会いに訪れてくれて、人生での人との出逢いって本当に素敵だなぁとつくづく思いました。

私が現在行なっている銀粘土アクセサリー作りでは、そんな風に人の心に残って、気持ちが温かくなるような、大切な思い出も詰め込むことができるような活動を目指しています。

思い出をシルバーアクセサリーにして身につけたり、家族間、友人間、恋人同士でもプレゼントし合えるような、小さな幸せな世界を広げていけたらいいなぁと思います。

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