手料理

渡嘉敷島で住み込みで働いていて、ありがたいことに賄いもありました。
正直、毎日食べるのは飽きるので飲食店に行くのが楽しみでした。
そんな中、一緒に働いてるお姉さまが何度か手料理を振る舞って下さりました。
「生野菜が食べたい」と私が話したのか、サラダを頂いたときは感動しました。

私がコロナに感染したときも、サラダを作って持ってきて下さりました。
サラダはきゅうりと大根、紫キャベツを千切りされたものと、赤と黄色のトマトがサニーレタスの上に乗せられていました。
その細かさとお姉さんの仕事場での様子がリンクして頬がゆるみました。
あとは、おにぎりとお味噌汁。
おいしくて、丁寧で、やさしい味でした。

昨日、渡嘉敷島での最終出勤だったのですが、
ミートソーススパゲッティを作って持ってきて下さりました。
ちょっとピリカラで、スパゲッティの上にはミントが添えられていました。
レタスも敷かれていました。

住み込み生活で、1番真心がこもったやさしい味でした。

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