分娩する産院を、出産直前に変更した話

切迫早産にて25日間の入院生活をさせて頂きましたが、無事に36週と4日目を迎えた一昨日、退院しました！

恐らく、出産は来週ではないかなと思います☺️

そして、迷走を極めていた分娩をする産院選び。やっと決まりました✨😭

心に正直に！！聖霊病院に決めました😍✨

清々しいー！！

コロナ禍で9歳の息子の立ち合いを叶えるために、助産師さんにお世話になりながらの自宅出産を本気で検討しておりましたが

妊娠中のトラブルを大いに経験させてもらった以上、リスクを考えて、お医者様のいらっしゃる環境で産む事にしました。

聖霊病院は、入院生活で良さを実感しながらも

家から遠いし、この社会情勢で、赤ちゃんと家族の面会はガラス越しのみ。

元々分娩を予定していたクリニックは、たった30分ですが、産まれた後に、家族と赤ちゃんが触れ合える。

それが故に、一度は戻る事にしていたんです。


しかしながら、聖霊の産婦人科の看護師さん達の、ホスピタリティにおいても素晴らしいプロフェッショナルな在り方

そして、経験とクオリティが圧倒的すぎる吉田先生。

根底から湧いてくる安心感は、何より得難く、何より貴重だと

本音を掘り起こして、掘り起こして、心から望んで決定する事ができました！！

分娩が、やっと楽しみです😭

元々分娩を予約していたクリニック。

綺麗で、おしゃれで、家から近くて✨大大大人気のクリニックです。

ハロウィンにはデザートビュッフェ

クリスマスには新生児にサンタの帽子とか被せちゃう

フリースタイル出産も、無痛もOK！エステ付き！

ママのハートをくすぐりまくりのクリニック👏

新しいから、内部の連携は細かい部分まで取れていないのが基本だし、患者への案内も断片的で、次いつ来たらいいのかも、よく分からない。

診察は、時間取ったら申し訳ないという気持ちになってしまい、要点まとめて質問したら、問題ない事だけ確認してさっさと帰る。

こんなもんかと普通に納得していました。

そんな中、やはり、どうしても辛かった、このコロナ禍で叶わない、9歳の息子の立ち合い。

クリニックのルールも社会情勢も理解していますが、息子の立ち合いは出産における最大の家族の願いだっただけに、正直そこは凹んでいる事

せめて、出来る事の中で、叶えたい内容

退院したその足でクリニックを受診し

書いてきたバースプランを提出したら

謎に戦闘態勢の助産師さんに、手元の紙に羅列されたクリニックのルールを、冒頭から早口で畳みかけられ

立ち合いは夫と子ども、と書いてある、その「子ども」の部分を、目の前で黒く塗り潰され

何箇所もあったので、何箇所も塗り潰され、笑

ちょっとオーラが本気で耐えがたくなってきたので

「ルール説明でしたら、読んできますので、資料を下さい」とお伝えしたところ

「いいですけど、ご納得頂けない部分がある場合、うちで産んで頂く事はできませんので」と捨て台詞？を頂き

けちょんけちょんに心を潰されました。笑

カウンセリングとは違うのだとは思いますが、アレはないと思う…さすがに。

混乱しただけで、お産のイメージが一つも湧かなかったと、受付でバースプランのやり直しまでお願いしてしまいましたが

その夜『その助産師さんのやり方ね、クリニックの在り方を体現してる気がする…』

という、信頼する方の言葉に

「ソレ、1番考えたくなくて、1番感じてた事」

と、辛いほど納得してしまいました😭

『ちょっと、1人の助産師さんの一存で、そこまで言うのは考えにくいよね…』と。

恐らく、出来れば息子を立ち合わせたかっただの、カンガルーケアだのソフロロジーだの、色々と書いてしまったバースプランに（こちらも、ワガママを通す意図で書いたわけでは、もちろんありませんが…）

出来ない事は出来ないと、しっかり潰してくるように。バックヤードでの指示（または空気）があっての、あの態度だったのではないかなと、腑に落ちました。

そして、命を預けて行う出産において

「安心感」というものが、本来何を意味するのか

心底考えさせられ、聖霊の入院生活で根源的に体感させて頂いたものこそ、それであると痛感したのでした。

※とにかく綺麗なクリニック

聖霊だって、子供の立ち合い出来ません。

ごめんなさい、ぶっちゃけ建物は古く。笑

サンタの帽子なんて、どこにも落ちていません。

しかしながら、出産とお腹の赤ちゃんに120%愛を持って臨むという、最も得難く大切な環境を

確かな技術と思いやりで創出して下さるプロ達がいらっしゃいます。

出来ない事も多い社会情勢の中で、どれだけ前向きに出産に臨むのか。

そこにフォーカスできる環境を、せめて作りたかったのですが

その点で、聖霊病院の方々に一貫する、言葉なき深い愛は、大きな信頼感を与えて下さいました。

そんなにまでして綺麗な建物に泊まりたきゃ
ホテルに家族で泊まりに行けばいい

豪華なご飯が食べたきゃ、レストランで食べればいい

エステ？行けばいいんじゃない？産後。

なんでわざわざ出産でそれをやるのか。コスパ悪くないか？という主人の言葉にも

頭を鈍器で打たれました。

考えてみれば、入院中のデザートビュッフェも、新生児のコスプレも、やって頂けるなら有り難いですが、そんなにまで望んでおらず

サンタの帽子なら、100均とかで買って被せればいいでしょう。

豪華な食事は魅力ですが、それよりもラーメンを食べたいという事にも気付かされました。

まざまざと気付かせてくれたのは、クリニックの、あの助産師さんです🙏🏼

嫌な役回りを全力で引き受けて下さり、ありがとうございます🙏🏼

また、そもそも聖霊病院に送って下さったのは、クリニックの院長さんであり、ご縁を頂いたわけですから、そこも含めて本当に感謝しています。

タイミング療法で授かったお腹の我が子なのですが

卵管通す手術を勧められた他の産院もあった中

まだその段階じゃないとアドバイスして下さったのも、こちらのクリニックの先生でした。

ご縁も感じていたから、最後まで悩みました。

「陣痛が来たら、躊躇わず救急車を呼んで来なさいよ。そしたら20分で着くから」

と、ドン！と迎えてくださる先生がいる聖霊病院は

今となっては、お腹の子が選んだのではないかという気さえ、しています。

本当に、本音で相談できる方がいた事に、泣けるほど感謝です…

力の抜けた状態で迎えられる出産が、有難い。

無事に正期産（赤ちゃんがしっかりお腹の中で育ったとされるタイミング）に入り、退院の日に書いた手紙。　

本当に穏やかに、過ごさせて頂きました。

しれっと何事もなかったかのように、元いた部屋へ戻りたいと思います。笑