絵を描きたくなるとき、同時になんか沈黙してるなと分かる。 深くで止まってしまって何も浮かばないけど、何か動き出しそうな気配もあって描いてみるのだけど、はじめからある色であたかも知ってるように描くとなんか違う。 色の分類は沢山あるけれど、視覚にない色みたいにも思う。 視覚に表れないのに、青色に感じる何かを描いてみたいし、白くて柔らかい何かが迫ってくるのを外に出したいとか思って手が勝手に動く。 平面に描くのって難しいんだなと気づいた。 全然出来てないけど、行動は止まらない。
今日の空、なんだか絵画みたいだった。 雲が立体的にみえる。 誰か空に絵を描いた?
今年の2月ぐらいに結構引きずるぐらい体調を崩して、その時から繰り返しシュニトケ聴きたくなって時々何度もリピってしまう。 シュニトケの曲を聴いていると、神秘的なのに、多様で複雑な、しかし正直で親しみやすい、みたいな気持ちになる。 ロシアの作曲家って何となく神秘的というか、精神性の強い曲を生み出す人が多い気がする。 シュニトケの出生とか血縁とか複雑な事を抜きにしても、意図というか。 芸術音楽と軽音楽を合わせようとしていたし、曲聴いてると、やろうとしていたことに何だか親近感わく。
久しぶりにイラストみたいな絵を描いてみたくなってきていて気分転換にらくがきしていた。 最近また色んなタッチの絵に興味が出てきてる。 一時期、時間空くとずーっと絵描いていた。 でも、描いてると必ず変なの増える。 今日も右側に変なの描いてしまった。 なんだこれ… 色々サイトとか見ていると人気のスタイルあるんだなーとかわかるので研究してみたりするけど、実際描いてると横に変なの増えてくのでイラストって難し… 穏やかなゆるキャラ描けなくなってた… むかし本屋で働いていた時、絵本の
やっぱり 怖さがなくなったことが大事だったのかもしれない
ある方とある方の謎の対談を見ていて、なんか面白いな、このふたりと思った。 言葉のチョイス絶妙にハマるなぁ。 会話の中で、喋らない子供だったって話があって、 みんな人の話聞いてないんだから、なんとなく流れで自分が話したいことを、お互い一方通行で好き勝手に話していいんだってある時気づいた、みたいな話。 それ、あるなーと思ってしまった。 個人的には、コミュニケーションのとり方分からないっての、無意識に何でもかんでも拾おうとしてしまう、とかもあるのかなぁとか想像してしまった。 言
天井にかかるカーテンの向こう側で 音の鳴るコンパスの上に座り、均等に巡る四季をみまわしていた 夏の匂いは儚い 箱の中に生まれた熱が死んでいくように冬が向こう側にみえる 私は小さくなり、夏の熱に潜る 海が恋しくなる夏 眩しさと、蝉の声 賑やかな祭りの後に残る夜空の暗闇 思い出の日差しが線香花火のようだった 天井を覆う闇がコンパスの音を隠す 熱気に混ざる死の匂い 見えない三角が夜空で踊る ぐっと凝縮した熱は、蜃気楼みたいに幻のまま 秋には忘れ去られる
ゾネントアのヒルデガルトのお茶にハマってしまってリピートしてしまう。何か他にもお茶ないかなぁ。 ラベンダーとカモミール系も癒されるなぁ。
光の膜が黒い川にぽつぽつと浮かんでは消えていった。 川は空を覆うように大きく、夜空のように見えていたが、夜空そのものではなく、夜空からはみ出していた。 夜空の星々は動かず私を見ていたが、黒い川に浮かんでは消える光は、まるでトランポリンの上の子ども達のようにシャワシャワと騒いでいた。 空を覆う川はいつの間にか私の前に現れたが、いつ、どのように現れるのか、知る事が出来なかった。 それを知ってしまえば、もう川は現れなくなるのではないかと思っていた。 光の膜は、雨でもないのに
スーツっぽい服にスニーカーとかスカートかズボンかよく分からない格好って結構いいなぁって気になってしまう。 遊んでるんか真面目なのか分かんない感じもいいなぁってなってる。 藤井風の無料ライブ、アットホームだなぁ。 満ちてゆく、癒される 生死を超えて繋がったら生きないし、死なない
無理に伝えようとしない言葉が好きで、そういう言葉は何故か信用できると感じてしまう。 でもそもそも、その信用って何だよっていったら、無理やり作り出した意図じゃないと感じるからだ。 まだ定番の、道がないところに現れた意図から、微かに、空気を割って生まれてしまったような音が、その言葉から聞こえる。 言葉が誰かとのコミュニケーションの為に生まれたとしたら、そういったコミュニケーションの枠から零れ落ちたものも、本音だと感じてしまうし、コミュニケーションが何なのかも分からなくなってし
白い道が雲の隙間から流れていった それは川のようで、得体の知れない薄らとした水だった 空から流れた白い水だった 薄らとした水は、やんわりと存在していながら、どこにも消える事がなく、ありありとそこに生きていた その感触が、身体になだれ込んでいつまでも消えなかった 思い出すたびに、白い川に包まれた 光の川は美しいカーテンのように揺れ、小波の向こうから、沢山の生き物が生まれていった 生き物たちは、川を流れ泳いでいったが、その中にひと際目立つ魚の群れがいた 魚の群れが
なんか、ある方の作品、人生で一度は体験した事あるなぁと思う所があって、どれ見てもその微妙な感情知ってるな、って共感する。 重いって言われてるけど、直視して分かる方が軽くなるようにも思う。全体が。
何か書くなら、どんな意味にもなる抽象的な表現がしたい。納得の仕方はそれぞれだけど、どこか似ている地点があったら。沢山の大地があったら、ありのままでも、足場は沈まないのにな。もし、海に近づいたら何処までも分からないけれど、海としてずっと存在している。
目覚めると、天井にオーロラが流れていた。 オーロラは生き物のように動いて、星座の輪郭をつくる。 見たことのない星座だった。 でも、どうやら星が動いたのではなく、わたしが移動していたらしい。 知らない街を歩くように、暗闇を歩きながら、空を流れる川を見ている。 よく見ていた三つの星が、すでに目印にはならなかった。 どの星も、並んでいない。 天井の窓が開いて、三角形がくっつき合って形を変えた。 一体どこに流れていくのか。 天井では歪んだ四角形がこちらをみている。
あの子の横顔を見た日 わたしは彼女の視界に入らない 私たちは少しだけズレた時計のまま進む あの子が正面を向いた日 わたしは彼女の視界にしか現れなくなった 私たちには「感触」がある 途端にわたしは居なくなるのに、いつまでもそこに居た 見えなかったものが見えていた 私たちは目を合わせて互いに触れることができる 背後が空っぽのままだと分かった日 わたしはいつの間にか早足に進む 私たちの時間はまたズレていく けれど、思い出すだけで戻れたのは、一度でも触れていたから