4月24日〜5月19日

ルーティーンを作ると時間があっという間に過ぎてしまうことに気がついた。一日の中でありとあらゆる不測の事態に出会わなければ時間は(感覚として)高速で過ぎ去っていくことがわかった。という小難しい言い方をして日記を書いていないことを正当化しようとしている自分に気づくのもまた、なんというかコロナ的なのかもしれない。

自分に回ってくるまでは「絶対にするものか」「回ってくる前に自分から何か新しいバトンでも作ってみようかしら」と思っていたのに、回ってきたら丁寧に7冊の本を選んで投稿している。後になってnoteにまとめようと思っていたのも何日前だろうか。結局まだまとめていない。過ぎ去っていくと自分にとって何の意味も持たない行動だったと気づく。意味を持たないというか意味をもたせようとする努力/体力がいま自分にないのか。

何かエネルギーが足りない。足りないのかエネルギーの精製方法を忘れてしまったのかもしれない。蛇口が錆びているのかもしれない。

某企業の倒産、某改正法案の動き、薄いガラスの向こう側でとてつもなく激しい流れが大きな音をたてて(いるかのような素振りで)世の中を動かしているような素振りを見せる。実際に世の中は何も変わっていない、そんな素振りをして実はじわりと変化をしている気がするしそのように考えて生きたほうがよいと思う。

元に戻るなんてことはありえない。無かったことにはできない。再演は全く同じではない。同じ楽曲を同じ奏者で演奏しても同じ音にはならない。同じならライブ盤は高騰しない。わかっているのに呪文のように「元に戻る」って言葉を使うのはそれが本当に効力をもった呪文だからなんだろうね。

どこかにある小劇場のかつて栄華を極めた劇団かのように、観客や環境の変化に追いつけずただ同じことを繰り返していても、その先は爆発もせず死んでいく星と同じ運命だよ。

今日は昨日とは違う。明日は今日と違う。当たり前のことをしっかりと思い出して今日も仕事をしよう。

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