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アジカンの新譜を取りに行きたくて、泣いた夜

2012年、秋。23時に閉まる、新宿のタワーレコードに立ち寄れないことが確定し、苦しかった夜のこと。


1年目の仕事は、ほんとうに楽だった。簡単だった。

決まったクライアント、決まった媒体、決まったクリエイティブに、決まった予算。半年間は、保証されている契約。売上6億ちょっと。何もせずとも売上が立つ。たまに提案する。

それなのに、帰れなかった。正確には帰らせてもらえなかった。


あの頃に比べたら、考えて働けているなあと思う。そんな環境がある。
自分次第でどうにでもできる。だからこそ、せっかくなら工夫して働いていたいなと思う。

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