在宅ワークで何が一番難しいか
私が働く旭酒造には、東京オフィスはありません。
岩国の本社以外は国内だと東京に数名が在宅勤務しています。これはコロナ前の私が入社した時期から変わっていません。
ちなみに前職でもオフィスは会議やミーティングの場でありフリーアドレスだったので「自分の机」は存在しませんでした。
それこそコロナ前からテレワークだノマド(最近聞かなくなりましたね)だと語り尽くされてきたように、在宅勤務には良い点も悪い点もあります。
業種や職種、その人の性格や生活基盤によっても合う・合わないがあるでしょう。
私も在宅勤務がめちゃくちゃ便利で自由度が高くてサイコーだと思う時もあれば、辛いなぁどこかに立ち寄れるオフィスはないものかと感じる時もあります。
そんな中でも、最近感じるオフィスがないことの問題点について記したいと思います。
一緒に笑い飛ばしてくれる同僚の不在
これに尽きるんじゃないでしょうか。
仕事でちょっとしたミスをしたとか、上司の機嫌の悪い時に話しかけてしまったとか、電話先の相手がちょっとやなやつだったとか。
そんな日々の些細な棘みたいな要素はたくさんあります。
仕事以外でもそう。満員電車で足を踏まれたとか、ランチが思ったより美味しくなかったとか、コピー機に入れたお金を盗まれたとか。
誰かにわざわざ電話していうほどでもないし、メールするほどでも、SNSに改めて書くほどでもない。
でも「またエクセルの自動保存に裏切られた!」に対して「しっかりしろよー」とか「運悪すぎだろw」とフォローが入る環境というのはやはり恵まれている。
私たちはオトナだから、普段から他人のことをほんの少しずつ思いやる言動を発していると思います。
それこそ埃を払うように小さな棘を抜きあってるんじゃないかと。
社会全体として在宅勤務が長引く中で、結局一番必要になっているのは雑談に見えたようなチームワークなのではないかと、思ったのでした。