良い結婚式ってなんだろう?
仕事柄、最近よく考えるのは「良い結婚式ってなんだろう?」ということ。
良い結婚式とは、オシャレな式場で挙げることだろうか?
たくさんのゲストが出席してくれる結婚式のことだろうか?
花嫁のたくさんの「こだわり」を詰めた結婚式のことだろうか?
近年では結婚式に関するメディアも増え、情報を得られやすくなったことから、結婚式の形も多様化しつつある。
自分が主役となれる機会は一生に一度しかないので、こだわりたい気持ちももちろん分かる。
決してそれが悪いことではない。
ただ結婚式の形が多様化していく中で、ゲストへの感謝の気持ちが、おざなりになりつつあるのではないかという疑問も少なからずある。
そもそも結婚式というのは、今までお世話になった方々(ゲスト)を感謝の気持ちとしておもてなしするもの。
近年では、ゲストも「花嫁が作り上げたオシャレな空間の一部」になっているのではないか。
いわゆる「自己満足」の結婚式が増えつつあるのも事実だ。
「自己満足の結婚式」を客観的に捉え、今一度考え直して欲しい。
自分が出席する時を想像すると、自ずと「良い結婚式」へのヒントは浮かび上がるものだ。
結婚式の本質を忘れないでほしいと日々願っている。