これでもいいのだ ジェーン・スー

ふと惹かれたジェーン・スーさんの本。一冊だけ何年も前に読んだことがあって大好きだったけど、それ以降なんとなく読む機会がなかった。なんでだろう。「これでもいいのだ」というタイトルと表紙の絵に惹かれて、購入。

結果、今の私が読むには最も適した一冊だったので読後感想文。

前向きな「冴えない女の会」、「互助会」、爆買いはドラッグストアで洗い流さないタイプのトリートメントを6本買った話、女友達が元本割れしない話、私の習い事についての呪縛が解けた「スタンプカードの罪」の話…読後感こそまさに「これでもいいのだ」。ああ、私はこれでもいいのだと、気持ちが楽になりまくる本。

頁数的にはサラッと読める厚さながら、ジェーン・スーさんの言葉を味わい読んでいると、いつもより時間をかけて読みたくて、やめなくてもいいところを、あえてペース配分したりしながら読んだので、数日かかったりした本。

情報の処理になりがちな最近の読書とは違う味わう読書の時間は、最高の数日でした。
ちょこちょこ出てくるお父さんが気になって、こちらはNetflixで「生きるとか死ぬとか父親とか」も見始めちゃった。

そんな中で気になっていた PodcastのOver the Sunを聞いてみようと最新回を聞いてみた。

ラブホテルの利用はPPP=パワー、ポイント、(プロレス)とかいう話。

詳細は書かないけど、まさに私「これでもいいのだ」というくだらなさ。(ちなみに「下らない」は最上級の褒め言葉だと、16歳にハマったお笑いで出会ってから、基本的に愛を持ってしか使わないと決めている。そしてそれを相手に伝えることにもしている。)

サムネの堀井美香さんの上品さ(2枚目参照)と、ジェーン・スーさんのコラムの文章テイストがどう掛け合わさるのか…?と思っていたけど、マリアージュどころか、もう一つのキーワードから「ぶはっ」と漫画の吹き出し笑いを表すオノマトペみたいな笑いばかりのPodcastだった。

スーさんの「インスタもログインして見ていただければと思いますけれども」という一言。毎回ログインしてインスタを見る互助会のメンバーになれた気がしました。

「PでもってPを制す」
ああ、人生たのし。そしてこれからもたのし。

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