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「自信のない自分」と仲良くなる

人生をよい方向へ進めるには、やっぱり自分の機嫌は自分で取れる人でありたいよね。
今日は、小さな気付きのお話。

プロローグ

ずっと自分が好きじゃないし、自信がない。
自己主張が苦手で、集団が苦手で、目立ちたくないから隅っこで生きてきた陰キャ。
”私なんて…私なんか…でも…どうせ…"
大体こういう言葉って言ってしまうとウザがられるから、出来るだけ出さないけど。
間違いなく根底にいる、卑屈な自分。
特に「出来る・出来ない」で評価や比較される社会に出てから、より一層強く悩んだし、繊細に感じ取ってしまったりしていた。
何でだろう、何を学べば強くなれるんだろうって自己啓発本をよく買っていたなー。

「あ〜そっか。」

で、今フリーランスになってですね。
自分を売り込むために私はこんな人間です!って自己紹介アピールしないといけない訳です。
自信のない人間にとっては自分で長所アピールするの結構躊躇しません?
恥ずいな〜と思いながら、仕事上でアピール出来そうな事をパソコンの画面に打ち込む。
自分の性格と今までの仕事の成果を振り返っていて、あ〜そっか。とふと思ったこと。
"私はきっと一生自信持てないわ。それについて悩むこと自体ムダだからもうやめよ。"

前職は一般顧客への営業の仕事をしていた。
八方美人な性格だからかお客様に合わせて接客するのが得意で、指名して下さるお客様もいたり、アンケートも普通に良かった。
時々おじさまからは「お姉さん営業うまいなぁ!」と褒められることもあった(これを言わせればコッチのもん。笑)
真面目な性格ゆえ営業成績は社内で年間総合1位の表彰を2回頂いた。
地方区画での上位表彰者として大きな表彰式に招待されたこともあった。
毎月・毎年大きな波もなく安定した成績で上司も認めてくれてたし、慕ってくれる後輩もいた。

客観的に見るといかにも自信持てそうな感じ。
けど私はそれでも自信が持てなかった。
「さすが!」「すごいですね!」と周りは言ってくれた。
嬉しいのに、周囲の期待にプレッシャーを感じて皆のイメージと自分の「私はそんなできた人間じゃないのに」という気持ちで、どんどん乖離していきしんどくなった。
営業成績以外のマネージメントや管理能力、指導能力あたりの弱点がコンプレックスで完璧じゃないから全然堂々と出来なかった。
仕事は頑張るけど来年は1位じゃありませんように…。なんて変なことを考えていた。

1位なんて誰でも取れるものじゃないし、自分でもよくやったと思ってる。
それなのに、結局自信がないっていう気持ちは変わらないんだなーと実感した。
誰かと比べてしまう事に「自分は自分!周りと比べる必要はないんだよ。」なんて綺麗事はいらない。
無意識に反応することをやめることは難しいし、精神的な安全ゾーンを保てば比較するのは別に良い事だと思う。
嫉妬や情熱など比較することで生まれるエネルギー。
裏を返せば、向上心があり努力すれば成長できる素質があるということ。
話が逸れた。
つまり頂点の人間にはなれないだろうから、一生自信持てないよね?って受け入れることにした。

これはあくまで悩みの視点を変えるだけで、アレが出来ないコレが出来ないって悩むのは変わらない。
漠然と自信がない事に悩むより、具体的に悩んで1個ずつ成長していけばいいよね。
すこし気持ちが楽になったよ、という話でした。

そんなことを考えてた時に、しいたけさんっていう占い師の星座占いを見た。
そこには「自信のなさとお友達になる」と書いてあった。
おおっリアルタイム !
そんな些細な出来事も前向きになる背中を押してくれた。

なんかネガティブなのかポジティブなのか分からない内容になったけど、私は一生自信持てないけどそれでいっか、というマインドでいく。

おわり

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