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9月の左手

9月の左手でのスケッチ練習です。

9月1日

毎月2回行う測定スケッチ。決まった人物画(45分)と1分間ひらがなです。

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左手

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右手

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この人物画は毎回描く度、違う人物に見えるのが面白い。そして、左手と右手でも違う人物。

9月2日 - 5日

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オカメインコ

人間がここまでチークを入れると、おかめ納豆にしか見えないけれど、インコがチークを入れると、なんともたまらない。
寝不足気味の朝は集中力に欠けました。そんな時は絵全体を見るのではなく、鉛筆の先を目で追っていると、なんとなくですが、没入できている気がします。

9月6日 - 9日

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マレーウオミミズク

東南アジア、ジャワ、スマトラ、カリマンタンなどに生息し、魚を主食とするフクロウです。フクロウの羽をきちんと描かないと、寸胴になってしまう。人間の髪の毛に白髪混じりはあっても、鳥の羽のように紋様が浮かび上がることはないよなぁ。紋様が浮かびあがる髪があっても、面白いかもしれない。

9月10日 - 12日

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ニシツノメドリ

空飛ぶペンギンにも見えるニシツノメドリ。英語ではパフィン。うん、パフィンの方がしっくりくる。体長は約20センチ。パフィンは癒しの鳥とも呼ばれるそうで、たしかにこの小ぶりなピエロを毎朝見て、ほっこり気分になりました。

9月13日 - 15日

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ルリミツドリ

白黒で分からないと思いますが、瑠璃色の羽がなんとも美しい。そして美しい羽を持つ鳥は大抵、オス。最近、人間界でも高額な男性コスメ商品が売れているというから、そのうち彼らも羽ばたくかもね。
描き始める時、指先が動くまでは細かい描写部分を避け、広範囲で手首を動かしながら準備運動するといい、とルリミツドリからアドバイスをもらいました。

9月16日


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右手

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左手

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この日は朝に右手、夜に左手で描きました。前日の夕方、ワクチン2回目を受け、右手を描き終えた後から発熱。発熱中にもかかわらず、左手の男は右手より男前になっているのは気のせい?

9月17日 - 20日

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ヘビクイワシ

ヘビクイワシの姿はまるで仮面舞踏会。サハラ砂漠以南に生息し、毒蛇さえも蹴り殺して食べるそうです。そのキック力は人間で例えると約0.5トンだとか。細かい作業になると、指先に集中するので前頭葉がカリカリと熱おびます。

9月21日 - 24日

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ドードー

1681年に絶滅した、かつてモーリシャス島に生息していた飛べない鳥。
忙しい日は、朝15分、夜15分と時間を分けて描くと、丁度よくリフレッシュ。最近、左のお尻筋肉が凝っているのは、この左手練習が原因かな?左の首と肩の付け根に力が入っているのはわかるけれど、まさかお尻までとは。

9月26日以降のスケッチは10月にまたがっているので、10月のレポートに掲載します。

感想とまとめ

実験当初の予測では、左手でのスケッチ練習を重ねると右手で描くスピードや正確性が増すのではないかと考えていたのですが、共通した部分はあっても、左手と右手ではそれぞれ作風が異なるようです。左手での成果が右手に現れるというのは単純な考えでした。
振り返ってみると、8月後半から9月にかけては鳥づくし。
これは鳥が郵便配達事業を行う『ドリトル先生の郵便局』を読んでいた影響が大きかったのかも!

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