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SeedingSchool 麦藁手仕事講師養成講座

このページでは2024年秋からスタートするSeeding School(麦藁手仕事講師養成講座)について概要をお知らせします。

2024年度は満席となっていますが、今後数年間は開催していこうと考えていますので、ご興味のある方へ向けて、どのような講座なのかお知らせさせていただきます。

麦と「廻る」は密接な関係があるようです
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SeedingSchoolとは

SeedingSchoolは、一般的な講師養成講座とは少し違うかもしれません。私が麦わら手仕事を学ぶ中で培ってきた技術・知識を伝えるだけでなく、未来への可能性を共に考え、未来への種まきをする仲間と集う講座です。共に考え、育っていくことを目指しています。

Seedingとは種まきのこと。講座では、麦の種を蒔き、麦の観察を通してその性質を捉えていきます。これは麦藁手仕事をする人にとって、とても大切なことです。でも一人ではなかなか植物と向き合うことの継続は難しいですね。仲間と一緒なら、その時間も確保できるでしょう。他の植物と比べて、麦はどのような性質を示しているのでしょうか。

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それと共に、今、世界が必要としていること(それは物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさ)を模索し、その種を未来に向けて蒔いていくということを、していきたいと思っています。
麦藁手仕事の魅力は、その見た目の美しさだけでなく、そこに秘められた世界観、人生観といった精神性にあると感じています。
「天」、「回転」、「人生の糸を紡ぐ」…といったキーワードは、一体何を意味しているのでしょうか。
私たちは、中世以前の人々が感じていたものを、現代人として意識的に認識していくことができるのでしょうか。

もはや、資料はほとんど残されていません。様々な要因によって失われてしまったものを、あえて再認識していくこと。この講座ではそこにも挑戦していきたいと考えています。

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HYUGGEや幸福研究から、めざす方向

上記に加えて、zoom形式の講座にした理由は「繋がり」を作ることにあります。
北欧の本を読む中で、「幸福研究」についていくつもの本を読んできました。その科学的な研究のすべてに共通しているのが、「安心できる人間関係」が幸福にとって大変重要な要素であるということです。
これは、動画レッスンでは培えないことですし、長期的でお互いを理解しあえる関係性を築きたいという想いから、まずは一年間の養成講座を始めてみようと思いました。そして卒業後も継続して学びの場を作れたらいいなと思っています。

また、「物質的なものはもう十分。精神的なものが世の中に足りていない。」と感じます。日本人はなぜ北欧にあこがれる(た?)のか。物質的なものだけ真似をしても心は満たされません。日本人が幸福を感じにくい生活にあるのだとすれば、幸福を感じられる国の人々は「何を大切にして生きているのか」を学ぶこと、そして日本人らしく創り上げていくことが、今求められているのだと思います。

この講座では北欧文化、シュタイナー芸術、日本古来の季節感、麦の観察などを通して、これからの時代に必要な価値観を少しづつ考えていきたいと思っています。

ただ作るというだけでない、精神的な部分も重視した講座です。

なぜ、各国共通して「正八面体」なのでしょうか
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お知らせ登録・説明会について

さらに詳しい内容が知りたい方は、次期説明会へご参加ください。
説明会のお知らせを受け取りたい方は、下記へご連絡くださいね。

forestchimney@gmail.com


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あたたかいお気持ち、とても嬉しいです。活動の原動力(珈琲や自分のメンテナンス)にさせていただきます! ※麦藁の普及については、一旦「BASE」にて各種麦藁を取り揃えましたので、活動終了としました。今後はSeedingSchoolの各教室にて育て、普及することを目指します。