見出し画像

1月10日(月)中山11R「フェアリーS」(G3)芝1600mで不利を受けた馬:スクルトゥーラ&エバーシャドネー

中山11R「フェアリーS」(G3)芝1600m Cコース 良 クッション値9.6 ゴール前含水率:12.2%

■不利を受けた馬
3枠5番 スクルトゥーラ 牝3 横山武54
父ロードカナロア(欧キングマンボ)
母父ハービンジャー(欧ダンチヒ)

1枠1番 エバーシャドネー 牝3 藤岡佑54
父ルーラーシップ(欧キングマンボ)
母父ハーツクライ(Tサンデー)

木曜日、関東地方は積雪。金杯デーに変則3日間開催と馬場を酷使したおかげで年末の先行ラチ(Aコース)天国のバイアスは消え、イン進路は馬場の傷みが目立ち始めました。

ペースが落ち着きやすい同世代の牝馬限定戦。
3角すぎにはググっと馬群が凝縮し、スローペースから一転消耗戦に。
勝ち馬ライラックのような距離短縮ローテで臨んだ差し馬が能力を発揮しやすい状況になりました。

その視点から、真逆のローテ&競馬をしたスクルトゥーラはタフな競馬を強いられました。
1400mから1600mの延長ローテに加えて、先行して粘る競馬で6着。
この厳しい競馬を受けての次走は注目ですね。

また、進路の不利を受けたのがエバーシャドネー。
直線、2着に入ったスターズオンアースがステッキを入れたタイミングでエバーシャドネーの方へ寄ってしまいラチと挟まれるようなカタチに。さらに先行していたウラカワノキセキの脚が上がっていたので囲まれ、追い出し手間どっていました。
一般的に広いコースの方が良いと言われるルーラーシップ産駒なので、次走、器用さが求められる条件だと同じような不利を受ける可能性もあるだけに注視したいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?