がすきー

東京のコテコテ日本企業でバリキャリ会社員生活⇨違う世界も見てみたい〜ってノリで21年4…

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東京のコテコテ日本企業でバリキャリ会社員生活⇨違う世界も見てみたい〜ってノリで21年4月千葉県いすみ市にゆるりと移住。同時に環境系スタートアップで在宅勤務開始。88年生、2児の母。 海のそばでの田舎暮らし、黙ってはいられない社会課題、などぼちぼち書こうかなー。

最近の記事

女性がすーっと消えるまち

というタイトルのドキュメンタリーを見た。 女性だけでなく、どんな立場にある人が見ても、前向きな気づきを与えられる素晴らしいドキュメンタリーだった。 地元の若者Uターン率に男女で大きな開き舞台は兵庫県の日本海側に位置する豊岡市。 温泉で有名なこの町、若者のUターン率に男女間で倍の差があるという。          ↑ドキュメンタリーより抜粋 故郷を離れた若い女性が帰ってこないことに着目した前市長。市役所にジェンダーギャップ対策室を立ち上げ、町をあげて改革を行おうとした矢

    • 春夏秋冬コンポストをやってみて〜後編〜

      この春始めたコンポスト。前半ではそのメリットや我が家のコンポスト木箱について紹介した。 日々の生ごみでは普段どのようにコンポスト生活を送っているかを紹介。 気温が下がった秋以降は、蓋つき20Lのバケツをキッチンに置き、生ごみが出るたびにそこに入れていく。ある程度貯まったら外のコンポストへ。雨の場合は翌日まで持ち越し、4人家族の我が家では3〜4日に一度のペース。 夏場は1日で臭うので、使わなくなった蓋のある鍋に溜めた生ごみを毎日コンポストに入れていた。毎日生ごみを入れ続け

      • 春夏秋冬コンポストをやってみて〜前編〜

        この春、庭付きの家に住み出してから始めたコンポスト。 生ごみを土壌の力で分解し堆肥化するというルーティーンをざっと四季を通して経験した。やってみると特に難しいこともなく、いいこと尽くし。今年始めて1番良かった習慣だと言える。 詳細は後述するが、大事なのは生ごみをしっかりと土でカバーする。これだけ守ればあとは細かいマニュアルに縛られることなく自分流のコンポストが楽しめる。 コンポストのメリット1)何と言っても、可燃ごみの量を大幅に減らせる。 それに伴ってゴミ袋代を節約で

        • 家があまりにも寒すぎる件

          床暖完備のタワーマンションから越してきて、築36年の日本家屋で過ごす初めての冬。 家の暖房設備は、ダイニングと寝室のエアコン、そして知人から譲り受けた電気ストーブ2台。 覚悟はしていたけれど・・・やっぱり寒すぎ。 夏は夜になると涼しく、エアコンの出番も限られていた。それが冬になると快適の、、真逆。言っておくが私が引っ越したのは北海道や東北ではない。関東南部に属する、千葉だ。 我が家の間取り入居に伴って行ったリフォームでは二間続きの8畳のうちひとつをフローリングにし、広

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          サンクスギビングは七面鳥ではなく・・・

          日本の元旦に匹敵するくらい、アメリカ人にとっての大事な祝日、サンクスギビング。 日米ハーフの夫の影響で、結婚以降ほぼ毎年サンクスギビングを祝ってきた。 東京にいる時は麻布のスーパーナショナルまでわざわざ行ってターキーを注文したりもした。 しかし今年のテーマは・・・今年は久しぶりに友人を招いてのサンクスギビング。 いすみ市やその周辺で採れた野菜を中心に、自分で育てたカリフラワーやさつまいもを使ったメニュー。 アメリカでは芽キャベツが定番だが日本では手に入りにくいので今

          サンクスギビングは七面鳥ではなく・・・

          自己責任社会で、少し寛容に生きてみる

          最近見たNetflixのシリーズ。Maid(邦題:メイドの手帖) 暗い。とにかく暗い・・・。 なぜか、そんな映画やドラマに惹かれる。 アメリカ・ワシントン州を舞台にしたこのドラマ。 3歳の娘を連れて、アルコール依存症の夫から逃げ出した25歳の母親。なんとか見つけたDVシェルターに身を寄せながら、清掃代行の仕事に就く。 何度も絶望を味わいながら、大学への入学を夢見る… 「できないのは、努力が足りないから」 他人や妹に対して、そんな風に思っていた過去の自分がいる。 でも

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          エコ生活は「節制」か?いやその真逆だ。

          スコットランドで開催されているCOP26についての報道が盛んに行われる中、メディアの気になる表現が。 タイトル:「地球から搾取やめろ」生活の節制どこまで? 節制ときたか・・・ 私自身、地球温暖化に危機感を持って生活をシフトし始めてから2年あまり。生活を「節制」しているつもりはない。 エネルギー、食、ファッションなど消費者の取り得る行動として議題に上がりやすいテーマでも、実践するとメリットの方が多いことがすぐわかる。 エネルギー【行動】 家庭の電力を再エネに変える。節

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          選挙に行かなくなった結果、今の日本が作られた

          政治のことよくわからない。政治に興味ない。 これまで選挙に行ったことがない。 友達の中で誰も選挙のことなんか話題にしてない。 どうせ行っても変わらない。 そうして若者が選挙に行かなくなったその結果が、今の日本だ。 総理の所信表明から「女性が輝く社会」の文字さえも消え、性被害を受ければ被害者に非があると責められる。世論や政治家の中でも賛成派が増えてきた中いつまで経っても実現しない選択的夫婦別姓や同性婚。児童手当の一部廃止。 もっとも助けを必要としている人に手を差し伸べない

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          衆院選千葉11区候補者 リポート

          いまの選挙区に引っ越して初めての選挙。衆議院議員を決める大事な選挙。しかし衝撃的なことに3人の候補者全てがオーバー50のおじさん。 はっきり言って投票したい人がいないのだが、棄権するわけにはいかないので、直接候補者に聞いてみた!! 候補者① たがや亮 氏取材日:10月24日(日)いすみ市内 外出中にたまたま遭遇、演説開始5分後〜参加。 約15分間の演説内容 1)消費税撤廃(法人税が減った分の穴埋めをしているのが消費税。その割合70%以上あり、社会保障に使われていない。大

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          スタバはないが自然食品店ならある

          生活圏内にスタバはないが、自然食品店はある。その名も「いすみや」。 今時ネットで全部買えるのは確かだが、実際お店に足を運んで商品を眺める時間が何より楽しい。 スーパーには売っていない有機栽培のお茶やパスタに、ベジツナも。 今回買ったインスタントラーメンは在宅ワーク飯の救世主! 数年前まで我が家もよく使っていた一般的なカレールーは油と食品加物の塊だと知って以降、使う気にならなくなった。 そんな時発見したのがこちらのカレー粉。量も多いので、重宝している。 パーマ油を気

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          初めての国産キウイ

          これまで、キウイといえばニュージーランド産。 いつ頃収穫するのかさえ、意識したことのないフルーツだった。 それが近所でキウイを収穫できる場所があると聞き、この週末は、知り合いのご縁で農家さんのキウイファームに。 キウイの木は葡萄などより頑丈で太いが、収穫はハサミを使うか、手でもぽろっと採れるものもある。 ほとんどの身はまだ固く、追熟が必要。しかしたまに熟したものを見つけるとその場で割っていただく。 子供たちは(そして私も)初めて自分の手で収穫したキウイを大切そうに食べ

          初めての国産キウイ

          コロナ禍の救世主・・・寺子屋

          マスクや消毒液を求めてドラッグストアに長蛇の列。緊急事態宣言という初めて聞く言葉がニュースに飛び交った、生まれて初めてのパンデミック。 こんな経験二度とないのでは、とマスク姿を記念写真に収めたのも今や昔。 今年6歳と3歳の子供たち。 特に下の子供は人生の半分がコロナ禍だ。 今年春まで通っていた都内の保育園での行事は軒並み中止。 田舎の保育園はもう少し緩いのかと思いきや、こちらはより厳しく、子供も全員マスク。 給食もおやつも一人ずつ黙食(変換できない新ワード!)。 体操の

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          テトラパック便とミルクの話

          うちでは週に2本近く、1リットルの豆乳パックが空になる。 我が家が購入するミルクのパックは裏がアルミになっているタイプで、この「アルミ付き紙パック」は普通の紙パックと区別してリサイクルしなければならない。東京にいたときには、近くのスーパーで「アルミ付き」も回収していたので気軽に持っていくことができた。 アルミ付き紙パックを製造しているテトラパックという会社のサイトで回収拠点を簡単に検索できる。 ところが残念ながら私の生活圏内にはなさそうだ。そこで初めて使ってみたのがテト

          テトラパック便とミルクの話

          田舎暮らしで一変した、野菜の手に入れ方

          安定した生活を捨て、東京から千葉県外房に位置するいすみ市へ引っ越しておよそ半年。田舎暮らしでの再発見とは・・・ 「野菜=スーパーで買うもの」 12年暮らした東京では、それが当たり前だった。都会のスーパーでは、大して季節を感じることもなく、個性のないキレイな野菜たちが並んでいた。 私にとっていくつかある「田舎暮らしって最高〜」のひとつが、都会では見たことのなかったような新鮮かつ安全な野菜が安く手に入ることだ。 まずは直売所で家から車で5分圏内に、2つの直売所がある。 いず

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          海という場所

          いすみ市という風変わりな町に惹かれ、太平洋にほど近い家に住むことになった。 この町の移住者のうち8割がサーファーだともいうが 私たち夫婦はサーフィンの経験もなく、これまでは年に一度旅行などで海に行くか行かない程度。 偶然、その他の条件が合致したのがこの家だった。 海まで1キロほどの場所に住むと寝ていると波の音が聞こえる 庭にカニがいる🦀 そして毎日海に行ける 海とは私にとって、張り切って海水浴に行く場所だった。 それが今では朝ごはんを食べる場所、涼みに行く場所、夕ご

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          あれよあれよと、脱東京 〜後編〜

          前回の投稿では、突然思い立った移住計画から家を見つけるまでを書いた。 1度見ただけの築35年の物件に、その場で購入の意思表示である買付証明書を提出したのだった。 振り返ってみれば、人生勢い。 立ち止まって悩み続けるより、勢いに身を任せるのが性に合っているように思う。もちろん失敗もあるかもしれないが今のところ、大体うまくいっている・・・気がする。 さて、買付を出してから東京に帰る車の中、寺島進似の強面だが中身はすんごい親切な不動産屋さんからの電話。 「やりましたよ!売主

          あれよあれよと、脱東京 〜後編〜