瑞原えりか
僕たちの軽薄な掌 R15 大人の色香を纏い冷酷な瞳を持つ男、社会人の健とすれ違いながらも付き合っている大学3回生の道香、同じゼミのクラスメイト流星との距離が近づき、三角関係に揺れる女心を描く著者初の官能小説です。性とは、愛とは、またカルマとは、様々なことをテーマにした意欲作です。著者は現在小説家目指して修行中の身です。ぜひご覧いただきご意見など頂戴できれば泣いて喜びます💜🤍
埋めようが無い距離のある人への恋。人は誰しもあらゆるものへの「距離」を感じながら生きている。物理的な、心理的な、社会的な距離。 僕にとって、その全てで距離があり過ぎる彼女。彼女にとって僕は存在していないにも等しい。それなのに、ひっそりと恋するならまだしも、「触れたい」と強く願ってしまうなんて。僕は間違っているのかもしれない。