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細胞機能年齢(中級編)



これから、
前回お話ししたアーティストリー™️の
新サイエンス「細胞機能年齢」について、 
もう少し詳しくご紹介します。


「細胞機能年齢」が指す細胞とは、
線維芽細胞のことで、


真皮の奥にある肌細胞の一つで、
肌の弾力やハリをサポートする、
コラーゲンやエラスチンを作る
「工場」の役割

を果たします。

線維芽細胞の中でも、

左のように若々しく活動し、
コラーゲンなどを活発に作る
「ヤング細胞」と、 

悪い肌環境や加齢で機能が低下してしまい、
コラーゲンなどを作れなくなった
「オールド細胞」があります。 

この「ヤング細胞」と「オールド細胞」
の比率が、肌の見た目に関わってくること。 

そして、
「ヤング細胞」が多い状態を保つための
アーティストリーの2つのアプローチを、 

ヤング線維芽細胞を白いオセロ、
オールド線維芽細胞を黒いオセロ

に例えてご説明したのが前回でした。

今回は、
そのとき細胞レベルでどんなことが
起こっているのか、 

コラーゲンなどを作る線維芽細胞を工場に、
コラーゲンをバネに例えて、
もう少し詳しくご紹介していきます。


まず肌老化のプロセス
についてご説明します。

老化の主な原因は、
活性酸素とMMPの過剰分泌です。 


MMPとは、
コラーゲンを分解する酵素
のことです。

 

MMPは
もともと細胞の生まれ変わりを
助けるために存在していて 
健やかな肌では
つくることと壊すことのバランス
がうまく保たれているのですが、 

MMPが過剰に分泌されると
老化の原因となってしまいます。



ここからは、

活性酸素を黒いイガイガ、
MMPを黒いハサミ

で表してご説明してきます。

一番左の
若々しく機能するヤング線維芽細胞は、

コラーゲンを活発に産生しています。 

そこに、
乾燥、
紫外線、
外部刺激、
また加齢などの要因によって、

活性酸素が発生します。 

活性酸素は線維芽細胞を
攻撃しますが、
それだけでなく、
コラーゲンに直接作用して、 
これらを破壊してしまいます。 

ダメージを受けた線維芽細胞は
機能が衰えるので、
コラーゲンを作る力が下がります。


そして、

ダメージを受けた繊維芽細胞では、
MMPが過剰に産生されます。

 

MMPによって分解され断片化したり、
変性してしまったコラーゲンが
肌内部に増えると 
線維芽細胞の機能が
衰えてしまうことがわかっています。 

そうするとコラーゲンの産生量が
減ってしまうだけでなく、
MMPの産生も増えます。 

さらに増えた断片化・変性したコラーゲンが、 
まだダメージを受けていなかった
他の線維芽細胞にも悪影響を与えるので、 

負のスパイラルのように
肌老化が進んでしまうわけです。

こうなると、
コラーゲンが作られる量より、
コラーゲンが壊される量が
うわまってしまうため、

肌内部のコラーゲンが減少してしまい、
それがシワなどのエイジングサイン
として表れます。


そこでアーティストリー™️は、
2つのアプローチを考えました。 

1つ目は、「まもる」アプローチ 


活性酸素を防いで、
線維芽細胞とコラーゲンを
「まもる」アプローチです。 

2つ目は、「修復する」アプローチ 


MMPの過剰産生を抑えることで、
細胞の機能を回復に導くアプローチです。

もうすこし詳しく見ていきましょう。


1つ目の
活性酸素から線維芽細胞を
まもるアプローチです。


若々しく機能する「ヤング細胞」も、
何もしないでいると、
乾燥、
紫外線、
外部刺激、
また加齢などの要因によって、

活性酸素が発生し、
それが線維芽細胞のダメージにつながり、
肌のハリをささえるコラーゲンも低下します。

ここで、
アーティストリー™️が発見した
植物エキスブレンドXYZの出番です!! 


この植物エキスブレンドは、
肌の持つ「まもる」チカラを増加させ、 
線維芽細胞やコラーゲンを
活性酸素によるダメージから守ります。 

これが、
ヤング細胞をまもって、
オールド細胞にさせないアプローチです。


そして

2つ目の、
MMPを抑制し、
修復するアプローチです。


ダメージを受けて機能が衰えた線維芽細胞は、
MMPを過剰産生します。 

そのまま放っておくと、
過剰に作られたMMPによって
コラーゲンが断片化、変性してしまいます。 

そうすると、
線維芽細胞の機能が低下し、
コラーゲンの産生は低下する一方で、
MMPが増加するので、 
肌老化の負のスパイラル
に陥ってしまいます。

そこで登場するのが、

アーティストリー™️が発見した
植物エキスブレンドABCです! 


この植物エキスブレンドは、
なんとMMP抑制することがわかっています!

MMPが抑制されると、
コラーゲンの分解や断片化が減ります。 

すると断片化したり・変性したりした
コラーゲンが繊維芽細胞に与える
悪影響も減り、 

線維芽細胞の機能が回復します。 

つまり、
オールド細胞化して機能が衰えていたものが、 
ヤング細胞のように若々しく機能すること
ができるようになるのです。 

コラーゲン産生量が上がり、
コラーゲン産生量が
コラーゲン分解量より多くなるので、 

ハリや弾力が回復へとつながります。 

これが、
オールド細胞を修復して
ヤング細胞に戻すアプローチです。


ここまでで、
植物エキスブレンドの素晴らしさが
お分かりいただけたと思います。

でも、
この新しいサイエンスが
昔のものに比べてどう良くなったのか?!

やっぱり気になる!!
というかたも多いと思います。

ADAのサイエンティストと相談したところ、
従来のものづくりのサイエンスと、 
新しいブランドで採り入れたサイエンスは
発想が異なるもので、 

リンゴとミカンを比べるようなことは
難しいという回答でした。

ですが、
日本のABOからの強いご要望にお応えし、

新旧サイエンスを
比較検証するために、 
アーティストリー™️の
バイオアッセイ研究者や
処方開発者が再集結。


ミシガン大学の
フィッシャー博士の知見を基に、
この春から新しい試験が実施され、
素晴らしい結果が確認できましたので
ご紹介します。



これまでのサイエンスと
新しいサイエンスにおいて、 

先ほどお話しした

コラーゲンを壊す酵素である
MMPの働きを抑えるちから

を比べたところ、 

なんと、
新しいサイエンスは
これまでのサイエンスに比べて、 
28倍もの力を発揮すること
が分かりました!!



新しいサイエンスのすごさは、
これだけではありません。

実は、

肌のハリや弾力の元となる
「コラーゲン」がつくられる量

も比べたところ、 

新しいサイエンスでは、
これまでのサイエンスに比べて
コラーゲンの産生量が 2倍
にもなることが分かったのです!


ここまでで、
新しいアーティストリー™️が、
大きな進歩を遂げたことが
お分かりいただけると思います。


このように細胞機能年齢に着目し、
肌の自活を後押しすることで、 
アーティストリー™️は
長期的な肌の健康をサポート
することを目指しています。

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