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ベストエフォートだから仕方ない?

ドコモでは2023年に入り、東京23区や大阪、名古屋など都市部を中心にデータ通信の速度が低下する「パケ詰まり」の問題が起きていたらしい。リモートアシストは、ドコモの4Gネットワーク回線を利用した遠隔支援カメラシステムを運用しているが、ユーザーから繋がりにくい、安定しないというクレームがあり、送信機を交換するなどして対応してきた。今年に入り状況がさらに悪化したため能登半島地震による被害エリアに優先的に通信データをまわしているのかと勝手な推測をし、それなら仕方ない、ここで我慢するのも復興支援のひとつだと考えた。ところがである。ドコモは2月2日に記者説明会を開き、昨年10月から300億円を投下し12月までに改善計画の90%以上を完了したと発表した。ただ「下り」スピードが1.7倍になったとあり当社システムは現場映像をネット回線を通じて事務所などのパソコンに表示するので「のぼり」回線のスピードが重要となる。結局、何が原因でドコモ4G回線の「つながりにくさ」が発生しているのか、90%改善完了したというのは本当なのか?リモートアシストのご利用企業様にどのように説明すべきか?当社技術責任者と頭を抱えている。


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