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ボゼの島

 7月26日から30日までボゼの島に行って来た。島にいた時間はたったの22時間だったが思い出に残る旅となった。
何と言ってもスマホを家に置き忘れてしまいどうなるかと思ったけど、目的地まで飛行機に乗らない電車の移動だったので助かった。

地元駅に着いて、スマホを見ようと思い探したが家を出る前に充電していてそのまま家を出たのだ。
駅で見知らぬサラリーマンに声をかけてスマホを借りて家に電話したが誰も出ず、、、
「オワッタ」、、、 覚悟を決めて定時に到着した電車に乗り込む。さてどんな旅になるのだろうか。

何とも言えない不安が込み上げた、、
いつもならスマホでパチリと写真を撮っていたがそれも叶わず、しかしブイログカメラを少し前に購入したので、それを代用した。

予定だと26日の23時に鹿児島港から出港予定だが、スマホが無いのでHPで出港の可否をチェック出来なくて、19時に港の待合所に行くと張り紙が貼ってあった。

フェリーが延期だ

慌てて近くで公衆電話を探すが、無い!コンビニに行っても無い。散歩中のオジサンに聞くと屋久島のフェリー待合所にあると教えてもらう。
今の人は公衆電話から携帯電話にかけると出ない人が多いのがよくわかった。それでも今年の4月に泊ったゲストハウスに電話が通じて泊ることが出来た。

泊った翌日に女将さんのスマホで今日は出港を確認!

27日は歩ける範囲の鹿児島県立博物館・市立美術館・その隣の黎明館を見学した。

鹿児島生まれの黒田清輝その時代

今では珍しいピンク電話を見つけて自宅に電話してみた
建物が出来たときからずっとあるのだろうね

懐かしい( ´∀` )


お昼は近くの三平らーめん照国本店で、味噌が推しのようだか醤油ラーメンを頼んだ。

陽が西に傾き19時になりまだ早いが待合所に行く。

一年ぶりの待合所

このフェリーで行く七島巡りが中止になったが、男性2名がそのツアー客だったと、話しをしていてわかり、それらしい若い女性も1人いた。

フェリーにある衛星電話を使ってみた。100円コインのみ使用

23時に出港して島に到着は翌日の9時頃だ
4つの島を経由して目的の島に到着する


南の島の遅い日の出

島に着いてキャリーバッグだけ宿のクルマで運んでもらう。自分は港から標高差約200mを歩く。やはり来たからには歩いていろいろと確認したい。スマホが無いのでログが取れないことが残念。
あと、離島カードがまだあるのか出張所で確認するのを忘れた。
いている途中で振り返ると港と青い海が良く見えた

歩いていて振り返ると港が良く見えた

寝不足で途中で日陰の路上で20分くらい寝てしまった。しかしジリジリと陽射しが強い。

クロマダラソテツシジミが大発生

この売店で「悪」のTシャツが売っている。買わなかったけど

島の繁華街。売店・郵便局・出張所

午後2時に出張所に行き明日の切符を購入。切符は14時~16時まで販売なので、貴重な時間をここで使わないように鹿児島で往復切符を購入した方がよいのに気づく。

泊りは電話をかけて二軒目で空いていた西荘だ。女将さんに翌日に郵便局が開いている時に旅に来た時の恒例のハガキを託した。

ここの宿はいつも乗り合いで温泉にいくようだ。今日は一人でクルマを借りて湯泊温泉に

誰もいない風呂はかなり熱く50℃近かった。5分くらい水を全開に出して温くする

鉄分で茶色だが手入れは行き届いている。200円

夜は今年の離島の旅で初めて晴れた。重いカメラを持ってきた甲斐があった。街燈があまり無いので星空がよくみえる

さそり座と天の川


翌朝は宿から外に出るとアカショウビンの囀りを聴く
宿の方に港まで送ってもらい島を後にする

楽しみにしていた旅は晴れて良かったよ

黒潮の海に浮かぶ島。波が穏やかだ

帰りも島に寄港しながら鹿児島港に向かう


船泊1泊、ゲストハウス2泊、島で1泊と遠い場所であるが、また来たいと思う何かがある。

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