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2位 パイロット映像の制作を考える

やっと「今年やりたい10のこと」も残る2つ。まとめ的な内容で埋めます。

YouTubeに映像を投稿する目的は様々

ここまで YouTube を「収益を上げるための手段」に限定して書いてきましたが、実際に YouTube に映像を投稿する人たちの目的はさまざまだと気付かされました。僕が見てきた限りでは目的は「収益」と「周知・告知」の2つに大きく分かれるように思います。その中で「収益」を目的とした投稿者のことを YouTuber だと定義づけて支障はないのではないでしょうか?

映像コンテンツで重視するべきは品質か?頻度か?

この問題も投稿する目的によって変わるのだと思います。おそらく視聴者が概ね決まっている「周知・告知」を目的とする投稿者は重視するべきは映像の品質になるのでしょうが「収益」を目的とする投稿者が可能な限り多くの人に視聴してもらいたいと考えるので、その場合は配信頻度を重視するのは当然です。

いずれの目的かハッキリしている時は問題ないのですが、配信開始後でも目的がブレてくることがあるようです。ブレると制作する映像の魅力が減ってくることがありますが、視聴回数などでハッキリ数値化されてしまうのが YouTube の恐ろしさのような気がします。ブレちゃったことが原因でネガティブループに陥っているような YouTuber も見かけますしね。その面だけを考えれば、一定のスタンスを維持して淡々と続けられるメンタリティが必要なんでしょうかね?「収益」を目指すと人気商売になるわけですから、浮き沈みがあるのは避けられないのでしょうね。

レギュラームービーとショートムービー

収益はレギュラームービーに自動的に挟み込まれるCMの対価として払われるようです。なので収益を狙うのであれば、レギュラームービーの制作は必須でCMが挟み込めるだけの長さが必要なようです。必然的に長さに比例して制作コストが嵩みます。これに対してショートムービーは縦長の画面で、CMが挟み込まれることはないようです。したがって、レギュラームービーがテレビ放送での本放送、ショートムービーは番組のCMと理解すれば良いようです。ただし YouTube が各々を本放送、番組CMと明確に定義づけている訳ではないようなので、その活用方法はさまざまなバリエーションがあります。

ショートムービーの活用法もさまざま

収益に直接結びつかないことからショートムービーを全く制作していない YouTuber もいるようですが、映像コンテンツの告知効果を狙って積極的に活用している例もあります。

僕自身の YouTube の視聴行動から考えるてみると、ショートムービーの良いところは他のレギュラームービーの再生途中で割り込み視聴ができるところ、つまり「今、見てるムービーがつまらないと感じた時に、他のムービーに切り替えるキッカケを作ってくれる」ことです。結果、自分では全く着目していなかったチャンネルに遭遇する…といったことが何度もありました。

そこがショートムービーを配信してる YouTuber の狙いなんだと思います。チャンネル登録者数の急拡大を狙っている場合、自分たちのチャンネルの映像を全く見たことのない視聴者を積極的に獲得する必要があり、そのためにショートムービーを大量に投下する「ヘビーローテーション戦略」が成立しているようです。レギュラームービーに比べ、ショートムービーは制作コストを抑えても不自然さ目立たないので、映像コンテンツ制作のコストパフォーマンスの向上に寄与します。

チャンネル開設の前にやっておくべきこと

やはりチャンネル開設の前にやっておくべきことがあるように僕は思います。というのもインターネットにはさまざまなランキングサービスがあり、当然 YouTube もその対象になっているからです。特に、急上昇ランキングはYouTube に出稿している広告主がチャンネル選択の時の参考にしている可能性が高いです。第3者の情報で、チャンネル開設直後から登録者数が急上昇していることが確認できれば注目せざる得ないですよね?

人気 YouTuber の周辺を丁寧にチェックしていくと、例えば他のSNSでのフォロワーを誘導する方法を考えたり…などの開設直後の登録者数の急上昇を狙ったかも知れない兆候が幾つも確認できます。おそらく最初のチャンネル登録者数が1万人突破あたりまでを視野に入れて、事前に準備をしているんじゃないでしょうか?もちろん、YouTuber 自身のモチベーションにも大きな影響がありますしね…

パイロット映像の制作は考えるべき

そういったことを考え合わせると、事前にパイロット映像を制作し何らかの方法で公開して、潜在的なチャンネル登録者を洗い出す準備はした方が良いのでしょう。つまり、テレビ番組のドラマ制作などで行われているマーケティング手法は YouTube にも応用が可能なんではないか?と僕は思います。
どんな媒体でも視聴者を獲得するための方法は変わらないのでは?
(つづく)

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