私が1歳の息子の写真をSNSで公開する理由

私が1歳の息子の写真をSNSで公開する理由

主として経営コンサルタントとして活動しております、えらいてんちょうともうします。基本的にはツイッターに生息しております。
私は生後12ヶ月の息子の写真を日常的にSNSにあげています。

これが「息子の権利を侵害している」のではないかという指摘をされることがあります。しかし、私も一応熟慮の末に「息子をSNSで公開していく」ということにしておりますので、その理由、メリットやデメリットについて説明しようと思いまして、今回のノートを書いております。

【息子をSNSに載せる理由】

①息子自身がフォロワーを獲得できる。
私はツイッター有名人であり、フォロワーがいることで、さまざまな人間関係や仕事が発生したりしています。息子にフォロワーをつけることで、【息子】が、さまざまな人と交流でき、文化が広がります。単に私の息子だからということではなく、彼だから、という理由で様々なひとが会いにきてくれます。卑近な例では彼の誕生日にはたくさんの方がお祝いをくれます。
私が例えば急死した場合に、息子が成人するまで後見してくれそうな人物が複数います。これはSNSで顔写真を公開していることが確実に寄与しており、大きな効果です。

②世論の変化
私自身は27歳で「SNSに写真を載せるのは特定されて危険で」という文化で育ちました。仕事柄、中高生と話す機会も多いのですが、彼らと話すと、実名と顔写真をインターネットに載せることに抵抗がありません。何も悪いことをしていないので隠す必要がない、という意見が多いです。要するに、文化が移り変わっているということです。

大きくはこの2点です。

【よくある質問と回答】

Q.息子が意思を示せない幼少期に写真をアップロードするのはよくないのでありませんか。
A.意思を示せるのは何歳からだと考えるのでしょうか。そして、仮に12歳で意思を示せるようになるとして、12歳の時点で「なぜ自分の写真を幼少期からSNSにアップロード"しなかった"のか」と子供からいわれたらあなたはどう考えますか?また、私は息子が嫌がったらすぐに写真のアップロードをやめる準備があります。

Q.そうはいっても、SNSにアップロードすると二度と消せないので、しなかった場合とした場合も同列に語るのは乱暴なのでは?
A.二度と消せないのはアップロードされたデータだけではありません。乱暴な言動、暴力、すべての親から子への活動、あるいは世界の中で起きる出来事は消すことはできません。
よく政治家の方が「発言を撤回します」とおっしゃいます。しかし、口から出した言葉を引っ込めることはできません。なぜ記録されていなければないのと同じになるのでしょうか。

Q.顔写真をアップロードするのは危険なのでは。
A.顔が知られるのが危険ならば街を歩くべきではありません。顔写真を見て害意を覚え実行に移すような人間の大半はすでに刑務所にいます。ストーカーなどのリスクが多少あがるにせよ、無視できる範囲にすぎないと考えます。

Q.肖像権については。
A.私は肖像権含む自己情報コントロール権に対しては非常に懐疑的な見解を持っております。それよりも12年フォロワーの増加にブレーキをかける機会損失が大きいと考えます。また、新しい人権でいえば、北欧を中心に「忘れられる権利」が認められつつあります。彼が成長して、幼少期の映像を忘れられたいと考えれば、検索サイトなどへの申し立てを通してコントロールをすることも不可能ではなくなっているでしょう。
放っておいても変わりやすい幼少期の顔、大人になったときには同一性を確保するのは困難でしょう。

とりあえずこんな感じです。疑問、質問、反論は当コメント欄までどうぞ。よかったと思ったらサポートをお願いします。

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