しまむらかずひで

劇作家・演出家 情熱のフラミンゴという劇団の代表です 好きな食べものはごま団子 好きな…

しまむらかずひで

劇作家・演出家 情熱のフラミンゴという劇団の代表です 好きな食べものはごま団子 好きな形状は「丸」 高価な靴下も躊躇なく買い揃えたい 意外と真面目

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Let`s SYA・KYO・U

誰にだって写経の経験があるのじゃないでしょうか? フェイバリット・ブックをコソコソとノートに書き写した日々を思い出してみてください。僕はというと中学生の時はダ・…

この屋根からジャンプできなきゃ腰抜けだった(小4)。

画像は実家の近くの公園で、小学生頃の溜まり場で、テトラポットのようなこの謎の物体の屋根から地面にジャンプできなきゃ腰抜け。笑い物だった。僕は屋根に座って足をぶら…

ボキッといきました

人間の身体はもろい。 先日、突き指をして思った。 高い感受性をもつ僕は、箸が転べばさめざめと泣き、餃子がうまく焼けないとわめく。 そんなぼくであるからして、突き…

【3,000冊を超える】キックバックのマンガ「あげます」 | おすすめマンガを紹介 #1

2021.9.18(土) キック・バック・サルーンが40年の歴史に幕を降ろす。 キック・バック・サルーン、通称「キックバック」は埼玉県さいたま市にある喫茶店で、僕の実家でも…

可能性のむこう側にいざなう幻の道先案内人は、いる (#1)

「わたしあの人の後を追っていたら、今頃どうなってたんだろう……?」 時折ぼんやり考えてしまうようなmeet&byeがある。 「運転手さんそのバスにボクも乗っけてくれない…

日本にいる限り、もしくは東京にいる限り、いまの(日本の)状況をただしく認識できないと思う。

批評とは? ①:点と点を線で結ぶ

批評とはなにか?  ボクなりの応えは「点と点を線で結ぶこと」となります。 無数の星が広がる夜空。その点と点を線で結んで絵を作ると星座ができる。ボクの批評に対する…

名のるとそう呼ばれる(寝ながら気づいた当たり前のこと)

みなさんはこの事実に気づいているのでしょうか? 名のるとそう呼ばれる。 ボクは高校生の頃からそのとこに気づいていた。 ぱんすとくっきんぐというバンドのメンバーだ…

さよならツイッター

Twitter、Instagramをやめて、個人的なSNSは絶っていこうと思います。 ほんとよくもまあ、いけしゃあいけしゃあと、生きてはいますが、 誰に何を発信しているのかよくわ…

Let`s SYA・KYO・U

Let`s SYA・KYO・U

誰にだって写経の経験があるのじゃないでしょうか? フェイバリット・ブックをコソコソとノートに書き写した日々を思い出してみてください。僕はというと中学生の時はダ・パンプの「if…」の歌詞を。高校生の時はリリー・フランキーのエッセイを。大学生になったらハリー・ポッターのお気に入り箇所を。ノートに書き写していた(「if…」の歌詞は机に彫っていたんだった)。

「美女と野球」は初めて読んだリリーエッセイで

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この屋根からジャンプできなきゃ腰抜けだった(小4)。

この屋根からジャンプできなきゃ腰抜けだった(小4)。

画像は実家の近くの公園で、小学生頃の溜まり場で、テトラポットのようなこの謎の物体の屋根から地面にジャンプできなきゃ腰抜け。笑い物だった。僕は屋根に座って足をぶらんとさせながら「今飛ぶ、今飛ぶ!」と3時間くらい粘って……、飛べたかどうかは覚えていない。補助輪外れたての自転車ボーイズはこんな挑戦に一夏をかけたりするものだった。

「……着地した瞬間後ろにズルッと倒れて頭ゴッチンするかもしれないな」

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ボキッといきました

人間の身体はもろい。

先日、突き指をして思った。

高い感受性をもつ僕は、箸が転べばさめざめと泣き、餃子がうまく焼けないとわめく。

そんなぼくであるからして、突き指で物思いに耽けるなんてイージー。

突き指のいきさつはホントたいしたことないんだけど、まあこんなことがあったということを。

家の近所に初心者歓迎のバスケットサークルがあって、月に3-4回行っている。中学の時はバスケ部だったので、多

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【3,000冊を超える】キックバックのマンガ「あげます」 | おすすめマンガを紹介 #1

【3,000冊を超える】キックバックのマンガ「あげます」 | おすすめマンガを紹介 #1

2021.9.18(土) キック・バック・サルーンが40年の歴史に幕を降ろす。

キック・バック・サルーン、通称「キックバック」は埼玉県さいたま市にある喫茶店で、僕の実家でもあります。は〜い!

この喫茶店の経営兼コックがボクの父親で通称トミー。マスターなんて呼ばれたりもしてますね。そして、相棒の故・レイコちゃん(母親)。キックバックは島村夫婦で切り盛りしていたわけです。

ちなみにキックバックの

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可能性のむこう側にいざなう幻の道先案内人は、いる (#1)

可能性のむこう側にいざなう幻の道先案内人は、いる (#1)

「わたしあの人の後を追っていたら、今頃どうなってたんだろう……?」

時折ぼんやり考えてしまうようなmeet&byeがある。

「運転手さんそのバスにボクも乗っけてくれないか」

心の中でそう絶叫しているのに、足がすくんでその場が過ぎてしまうことがある。

「これがもう奴との最後かもしれない」

去っていくリバー・フェニックスの後ろ姿を「Stand by me」の眼差しで見つめる、そんな直感的な啓

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日本にいる限り、もしくは東京にいる限り、いまの(日本の)状況をただしく認識できないと思う。

批評とは? ①:点と点を線で結ぶ

批評とは? ①:点と点を線で結ぶ

批評とはなにか? 

ボクなりの応えは「点と点を線で結ぶこと」となります。

無数の星が広がる夜空。その点と点を線で結んで絵を作ると星座ができる。ボクの批評に対するイメージはこれです。

これはさそり座。たしかにそう見える。節足動物らしい関節のニュアンス、フラットな目配置がさそりを想像させますねぇ〜。

じゃあこれは? 

これは、ちょっとあまりに抽象度が……というか、未完成すぎないか…?というも

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名のるとそう呼ばれる(寝ながら気づいた当たり前のこと)

名のるとそう呼ばれる(寝ながら気づいた当たり前のこと)

みなさんはこの事実に気づいているのでしょうか?

名のるとそう呼ばれる。

ボクは高校生の頃からそのとこに気づいていた。

ぱんすとくっきんぐというバンドのメンバーだった。パートはドラム。いまも解散はしてないから、現・ぱんすとくっきんぐのDrである。

高校3年生のときにくまたくんと、むらせくんの3人で作ったはじめてのバンドで、ボクは顔が大きいからという理由でドラムをやることになった。

ちなみに

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さよならツイッター

さよならツイッター

Twitter、Instagramをやめて、個人的なSNSは絶っていこうと思います。

ほんとよくもまあ、いけしゃあいけしゃあと、生きてはいますが、

誰に何を発信しているのかよくわからない場所で、自分の気持ちとか考え方を体裁よく、時に大喜利のように発信する態度がちょっと苦手で。

「つぶやき」はその人の人生から切り離された自由な人格を持てる場所なのでしょうか?と思う時があるんですよね。

ぼくは

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