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コロナの出現で変わった患者対応・・・

第109回  午後21問
標準予防策<スタンダードプリコーション>で感染源として取り扱うのはどれか。
1. 汗
2. 爪
3. 唾 液
4. 頭 髪
                         答え・・・3

スタンダードプリコーションは毎年必ず出題されている
しかも2020年はコロナウイルスに全世界が影響を受けた一年でもあり、今まで、標準予防策は医療業界でのワードだった気がするのに、この1年で一般の人にもこのワードが広まった。出題の可能性はかなり高確率です。プラス就職後必ず!必ず!必要な知識!

スタンダードプリコーションとは
『標準予防策は、汗を除くすべての血液・体液、分泌物、排泄物、創傷のある皮膚・粘膜は伝播しうる感染性微生物を含んでいる可能性があるという原則に基づいて行われる標準的な予防策のこと。感染が疑われる、または確定しているかどうかに関わらず、医療が提供される場においてすべての患者さんに対して行われるもの』と定義されている。

ということで答えはの唾液。

ではここから具体的な方法を今の現状をお伝えしますね。

◆標準予防策の具体的な方法とは?
(医療機関における院内感染対策マニュアル作成のための手引きより)
1.手洗い ※適切な方法での手洗いが一番大切!!
2.患者の体液に触れる可能性がある場合は手袋・マスク・ゴーグルの装着
必要に応じてフェイスシールド、防水ガウンの着用
3.先の尖った鋭利な器機は適切に扱う
4.使用し血液や体液の付着したリネンや器材は適切に処理する
5.環境の整備(手すり・接触した場所のアルコールでの消毒や換気など)
6.必要時は患者の隔離

救急外来は《発熱》《呼吸が苦しい》《体がだるい》など様々な症状で救急搬送される患者さんがいます。今までは、マスク・手袋で必要時ガウンを装着し対応していたのですが・・
この症状絶対コロナの症状じゃない!とは言えないですよね。。。
感染拡大防止のため、私たちは全患者さんを対応するときマスク・手袋・キャップ・長袖ガウンを装着し対応しています。これが・・かなり暑い。


そのゴミの処理方法もとっても確認してね!
このマーク見たことあるかな?医療感染廃棄物を捨てる箱にあるのはどれでしたか?

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看護師として働くうえで標準予防策はとっても大切!
患者さんを守るため、自分が感染しないため、他の患者さんに移さないため
この努力が報われる日が来るのを心待ちに・・。

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