【野球】大江竜聖(巨人)

今回は大江竜聖投手について取り上げたいと思います。
 名前:大江竜聖
 出身地:神奈川
 生年月日:1999年1月15日(25歳)
 身長:173cm
 体重:82kg
 血液型:A型
 投打:左投げ左打ち
 ドラフト:2016年(6位)
 出身校:二松学舎大付高

元々はバリバリの速球派で、150kmを超える剛腕でした。
ところがコントロールに難があり、プロ3年目にやっと1軍登板も
8試合で防御率6点台と定着には至りませんでした。
それで4年目に一念発起してサイドスローへ転向します。
ここから躍進が始まり、奪三振率は向上し、対左打者の成績も良くなった
ことから、2020・2021年と40試合以上に登板して、ブルペンを支える
ようになりました。

大江投手の年度別成績

しかし肝心のコントロールは若干の改善はあったものの1軍では物足りなく、右打者との成績もイマイチだったこともあって、完全な信頼を勝ち取るまでには至りませんでした。

今年は2軍スタートも抜群の成績を残しています。
1軍で通用するには、まずは2軍で圧倒的な実力を示す必要があります。
5/6現在2軍で圧倒している投手は以下のメンバーです。

2軍投手成績(5/6時点)

松井は育成指名も即支配下で1軍勝ちもある投手です。
また京本も最近支配下になった高卒3年目で、すでに1軍デビュー済み。
伊藤優輔は2020年ドラフト4位ながら、1年目の21年にトミージョンを
受けて昨年復帰。今年が本格的なシーズンとなる投手です。

大江はこの中で唯一の左投手で、開幕ダッシュの原動力でもあった
中川投手が故障離脱中であることからも、大江が1軍にハマると
夏場に向けた中継ぎのやり繰りが全然変わってきます。

あとはこの実力が本物かどうかですね。
ただ5/4・5に阪神戦の登板では、昨年までとは別人のような
完璧な投球をしておりました。昨日の中日戦も先頭に3ボールとなり、
やっぱりダメかと思わせといて、そこから3球ストライクで三振。
5月の3試合の成績は↓こんな感じで非の打ち所がないです。

5月の成績

被打率が低いのと、四死球が少ないのでWHIPが低いのが最高です。
個人的に何があったのかと驚くばかりですが、この活躍が継続することを
祈りつつ、予想を更に超えてほしいとも願っています。


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