見出し画像

【音楽】メリトクラシー(愛美)

今回は愛美さんのメリトクラシーを取り上げたいと思います。
メリトクラシー(meritocracy)とは、以下の意味となります。

メリトクラシー (meritocracy) とは、メリット(merit、「業績、功績」)とクラシー(cracy、ギリシャ語で「支配、統治」を意味するクラトスより)を組み合わせた造語。イギリスの社会学者マイケル・ヤングによる1958年の著書『Rise of the Meritocracy』が初出。個人の持っている能力によってその地位が決まり、能力の高い者が統治する社会を指す。

もっとも、ヤングによる著書は、知能指数と努力だけですべてが決まる「メリトクラシー」を採用したディストピア近未来を舞台とした風刺的な内容であり、最後には、傲慢で大衆の感情から遊離したエリートたちを大衆が覆すという結末になっていた。つまり、ここでの「メリトクラシー」は、軽蔑の意を含んだ語であったのである。しかし、広く使われるようになるにつれて、「生まれよりも能力を重視して統治者を選ぶシステム」という前向きな意味合いで使われるようになった。

Wikipediaより

メリット(merit)とクラシー(cracy)からの造語というのは意外でした。
歴史を辿ると世襲制が一般的だったのが、近代になって能力主義に変化していくが、あまりにこちらにシフトしすぎると能力がないものからの反発に
あい、崩れていくというのはおきまりのパターンですね。

今回のメリトクラシーは、アニメ『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』のEDテーマです。

ある世界で英雄と呼ばれる活躍をしていた主人公アレンは、裏切られて死亡してしまう。その後転生して、ヴェストフェルト公爵家の長男となります。
しかし転生後の世界では、『ギフト』と呼ばれる能力があることが優秀であるとされているが、アレンはそれを持たないため無能とされてしまいます。
ただ前世の能力は引き継いでいたことから、戦闘能力は高いままであったため、追放されて末端に甘んじながらも実力は抜群ということになります。
この手のアニメによくある設定ですね。

今回のメリトクラシーはこの世界観を表現した良い曲に仕上がっています。
テンポもよく、能力至上主義の世界で頂点に君臨する者の視点で、世の中
楽勝、チョロいね
って感じがたまらないですね。

実は愛美さんのことを知りませんでした。
声優もやられてて、実は何度も作品を見ていたことに気付きました。
今後はアニメも歌もチェックしていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?