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カイザーソウルのリハビリプロトコル

普段もそうですが、いつも馬毎にプロトコル短期的から中期的なリハビリプロトコル。
長期的にも、リハビリプロトコルを作成し、実行していきます。
今回のカイザーソウルは、左前肢球節に骨の変形を伴う球節炎=関節炎を認め、治療していることから、以下のプロトコルを作成し、牧場にて実行します。

カイザーソウル
リハビリプロトコル
1週目〜WM運動15-30分
2週目〜WM運動60分
3週目〜週2〜3回のトレッドミル運動開始、ダグまで。
4週目〜トレッドミル運動にて、1F24-20まで。週2〜3回キャンターペースも取り入れていく。
5週目〜トレッドミル運動にて、1F24-20まで。週2〜3回キャンターペースも取り入れていく。
6週目〜坂路1本F24-20程度を週2回まで。その他はトレッドミルにて、ダグ、軽いキャンターのみ
7週目〜坂路1本F24-20程度を週2-3回まで。その他はトレッドミルにて、ダグ、軽いキャンターのみ
8週目〜坂路1本F20程度を週2-3回まで。その他はトレッドミルにて、ダグ、軽いキャンターのみ
9週目〜坂路1本F20程度を週2-3回まで。その他はトレッドミルにて、ダグ、軽いキャンターのみ
10週目〜坂路1本F20-18程度を週2-3回まで。その他はトレッドミルにて、ダグ、軽いキャンターのみ
11週目〜坂路1本F20-18程度を週2-3回まで。その他はトレッドミルにて、ダグ、軽いキャンターのみ

このようなプログラムを各馬毎に作るのが、牧場獣医師の仕事であり、そのプロトコルを円滑に進めて行けるように、日々トリートメントすることも仕事の一つです。

付随して、馬のコンディション作り、全体から見た装蹄療法のためのミーティング、具体的なことをよりミーティングにて話し合い、進めています。

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